こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、肋骨をぶつけてめちゃくちゃ痛い!この痛みは打撲?骨折?ということでお話ししたいと思います。
この痛みは打撲?骨折?
肋骨をぶつけるとめちゃくちゃ痛いです。折れてるんじゃないか?と思うほどめちゃくちゃ痛いです。でも、ただの打撲なのか骨が折れてしまったかの判断は、自分だとなかなか難しいですね。
・2.3日経ったのに痛みが全然変わらない。むしろちょっと増加してる?
・咳やくしゃみで痛みが強くなる
・寝返りをうつと激痛が走る
・深呼吸しても痛い
このような症状があれば折れている可能性があります。とは言え、正しい骨折の判断はレントゲンを撮らないと分かりませんので、整形外科を受診しましょう。
普通にぶつけただけであれば打撲になることがほとんどです。ぶつけた場所やものにもよりますが、患部の腫れ、内出血、押すと痛いといった症状は打撲の典型的なものです。患部を保護していれば痛みが落ち着くことがほとんどです。
特に広範囲をぶつけたのであれば打撲になることが多いでしょう。骨折は、ピンポイントで力が加わった時に発生します。全体的に痛みがある場合は打撲の可能性。ピンポイントでここだけ痛む場合は骨折の可能性です。
打撲なら湿布とアイシングしておけば大丈夫!という方もいますが、それは逆効果になってしまいます。最新のエビデンスではケガの回復を遅らせてしまうという結果が出ているので注意しましょう。
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あばらが折れてても分かりにくい
しかし、あばら骨の骨折はレントゲンでも分かりにくいことで有名です。最初に撮った時は折れてないと言われたのに、2回目撮った時は折れてると言われたなんてことはよくある話です。レントゲンでも分からないくらい小さな骨折だったり、少しでも角度がずれて映らなくなってしまうことも考えられます。
また、エコー検査でも判断することはできます。骨以外の組織の状態もわかるのがエコーのいいところなので、ぶつけた場所に炎症が起きているかや筋肉の状態まで分かりますが、技術と経験が必要になります。
エコーを置いてある整骨院もあるので、レントゲンで骨折がないと診断されたけどめちゃくちゃ痛いという場合はエコーで診てもらってもいいかもしれません。
こんなことで骨折?
肋骨は、ゴルフのスイングなど体をひねる動きで骨折する場合もあります。咳やくしゃみといった日常生活でも骨折することもあります。うそでしょ?と思われるかもしれませんが起こります。風邪を引いたあと肋骨が痛くなったりしませんか?
このような骨折は、遠くの場所で発生した力が体の中を伝わって別の場所に作用することで発生します。(難しいかもしれませんが捻挫も原理はこんな感じです)もちろん、年齢や運動習慣の有無によっても変わりますが、肋骨骨折は意外と身近な存在ですね。
打撲も骨折も処置は同じ?
肋骨部分の打撲も骨折も、基本的に処置は同じになります。圧迫固定+安静が基本です。アイシングは何もしていなくてめちゃくちゃ痛い場合は行ってもよいですが、積極的にするのは逆効果になってしまうので控えた方がいいです。
このようなサポーターで圧迫しておきましょう。ただし、これをすれば痛みがゼロになるわけではありません。肋骨は常に何かしらの動きに関与しています。起き上がったり、寝返りをうったり、呼吸でさえ肋骨は動きます。なので、この部分を痛めてしまうと日常生活がかなり不便になってしまいます。
どちらにせよ自分でできる応急処置は必ず行いましょう!全ての打撲に応用できますので、覚えておいて損はないです!
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まとめ
あばら骨の骨折は見逃されることも多く、しばらく痛みや違和感が出てるな~と思ったら折れてたなんてことがあります。なので、気になる方は早めにレントゲンでの診断を受けましょう。
また、骨折していても打撲していても基本的に処置は同じです。安静にしすぎず、無理をしない程度に日常生活を続けることが一番早く回復します。
当院では、電気療法と超音波を使用して、患部の痛みを取り除いていきます。打撲には打撲専用の、骨折には骨折専用の施術を行っていきます。
骨がくっつく時間を早めたり、組織の回復力を高めるような電気を流して施術をします。痛みが落ち着いてきたら、必ず可動域を取り戻すようにリハビリと運動療法を行って卒業になります。
ぶつけたあと痛みがなかなか引かないけど、レントゲンでは異常ないと言われた方に対しては、IASTMやラジオ波を使用し、患部周辺の動きを取り戻して痛みを軽減させていきます。
「あばら骨をぶつけて何やっても痛いんだけれど」「どこに行けばいいのか分からない」「こんな状況なんだけどどうすれば?」という疑問にも無料でお答えします!お気軽にご相談ください!
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