こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は足裏の真ん中が痛すぎる!毎日痛くなる原因は私の足が偏平足だから??ということでお話ししたいと思います。
偏平足と思っていたら足底筋膜炎だった!?
偏平足だからたくさん歩くと足裏が痛くなるんだよな~と思っていたのもつかの間で、いつからか常に足裏が痛い状態が続いていませんか?足の裏側で、特に真ん中が痛すぎる場合は足底筋膜炎の可能性が考えられます。ただの偏平足だからと思っていたらとんでもない激痛で、歩けなくなる場合もあるので注意が必要です!
踵の周辺に痛みを感じる方もいますし、足裏の真ん中が痛くなる方もいます。どこに痛みが走るか自分でチェックしてみましょう。ただし確認のためだけなので、軽めにそっと触ってみてください。
足底筋膜炎とは何者?
そもそも足底筋膜炎は、足の裏のアーチを支える筋膜や腱の部分に衝撃が加わり炎症が起こってしまうことで発症します。
ランニングやジャンプ動作を行う競技者に多いですが、アーチが落ちて偏平足になっている方は特に多い印象です。また、自分の足に合っていない靴を長時間履くことで痛みが出ている方もいます。
一度痛みが強く出てしまうと、なかなか痛みが取れにくい印象です。特に「骨棘」と呼ばれるものが踵の骨に出来てしまうと、足を着いた時にとてつもなく痛いので、こうなってしまう前に早めの対策が必要です。(こうなると患部にめちゃくちゃ痛い注射をして痛みを抑えることになります。)
朝一のタイミングで足がつけないぐらい痛みが出ている状態は、典型的な足底筋膜炎の症状です。症状がかなり進行しているので早めの対処が必須です。
足底筋膜炎と言われて気を付けるべきこと
まず、第一に靴を見てみましょう。ヒールやパンプス、革靴など足に合わない靴を履いていませんか?
痛みが治まるまではスニーカー、特にアーチサポートやクッション性、踵のホールドがしっかりしているランニングシューズが理想です。
個人的なオススメは、アシックスのGT2000もしくはニューバランスの1080というモデルです。これを履けば足の着き方が修正されますので、足底筋膜炎のストレスは軽減されます。
そして、足首の可動性を見てみましょう。痛い方の足が動かしにくいのであれば、足首の可動域にも問題があります。アキレス腱やふくらはぎ、すね周りのリリースをしっかり行いましょう。自分で行うのであればフォームローリングマッサージが手軽にできてオススメです。
足底筋膜炎を防ぐには?
足底筋膜炎の予防には足回りのケアと環境改善が一番大切です。自分でフォームローリングマッサージやストレッチをしたり、偏平足気味になっている方はインソールを入れてアーチのサポートを行いましょう。これにより足底筋膜やアキレス腱にかかるストレスがかなり軽減できます。
また、偏平足の方は足が内側に倒れるような歩き方をしていることも考えられるので、痛みが出にくい歩き方を意識しなければならないです。簡単にできる方法として、道路の白線だけを歩いてみましょう。つま先がまっすぐ前を向くので、案外いいリハビリになったりします!周りの目が気になるかもしれませんが…(笑)
痛いからと言ってアイシングと湿布をしているだけでは、一時的に痛みが落ち着くかもしれませんが意味がありません。
足底筋膜炎になる原因を理解して、対処しなければ痛みは出続けてしまいます。痛みが少しでも出ているようでしたら早めに専門家に相談することをオススメします。
まとめ
足の裏の真ん中が痛いのは偏平足の問題ではなく足底筋膜炎の症状かもしれません。特に朝一に足を着いて激痛がある場合は足底筋膜炎の可能性がぐーんと上がります。
そのうち治るだろうと思って何もしなかったり、湿布や薬で様子を見てしまっていると間違いなく痛い目にあいます。痛みが出てしまうとなかなか消えにくいことが多いので早めのケアをしておきましょう。
当院では、患部の痛みを軽減する電気療法と足首の可動域を向上させながら治療を進めていきます。痛みの再発防止のため生活指導や運動指導も同時に行います。
足底筋膜炎の痛みは、急に痛みが強くなってしまう印象があります。ちょっと足の裏が疲れているかなと違和感を感じたら、初期症状と思ってもらってもおかしくないです。「足の裏がめちゃくちゃ痛い」「朝は足が痛くてつけない」「慢性的に足の裏が疲れる」というような症状がありましたら一度ご相談ください。
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