こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、お風呂で悪化してしまった坐骨神経痛についてお話ししたいと思います!
お風呂に入ったら悪化した!
「坐骨神経痛ならお風呂で温まったほうがいい!と調べたら書いてあったので入浴したら余計に悪くなった!!」
という方がたまーーにいます。痛みを無くしたいから色々調べたはずなのに…残念です…
悪化してしまった理由は大きく二つあり、
・患部に炎症が起こっている状況にも関わらず入浴してしまった
・そもそも別の大きな問題があった
ということが考えられます。
お風呂が原因の可能性とお風呂がきっかけの可能性という二つのパターンですね。
炎症があるのに入浴してしまった
まずは炎症が起きているのに入浴してしまったパターン。
ズキズキした痛みやジンジンしたしびれなど、体を楽にできない状態であれば患部に炎症が起きている証拠です。
痛みやしびれには個人差があるので一概には何とも言えませんが「安静にできない」「楽な姿勢がない」「少しの刺激で激痛」などは危険信号。間違いなく炎症が起こっています。
患部が熱くなっていたり赤くなっていると炎症状態なんて書いてありますが自分ではよく分からないこともありますので、自分自身の痛みの感覚で判断することが大切だと私は考えます。(もちろん難しくて自分で判断できない!という場合は専門家に即相談しましょう!)
炎症が起こると血管が拡張し血流が増大します。それが周囲の神経組織を刺激し痛みを発生させます。入浴するとさらに血管は拡張され血流量もアップ、痛みも強くなりやすいです。
そもそも別の問題
もう一つは別の問題があったパターン。
そもそも坐骨神経痛とは通称で、坐骨神経に沿った痛みやしびれの総称です。腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などに伴い坐骨神経痛が発生することもあります。(レントゲンや画像診断でどこも異常がないが、痛みや痺れがあると言った場合に「坐骨神経痛」と診断されることが多い)
何となく痛みがあって、家族や知り合いに「坐骨神経痛だよ~」なんて言われ自己判断してしまった方に多いです。実は大きな問題があったというパターン。
これがお風呂に入ったタイミングで痛みが強くなってしまうこともあります。偶然お風呂に入ったタイミングなので残念としか言いようがありません…。
痛みが強いのでお風呂のせいで悪化してしまったと勘違いしてしまいますが、あくまできっかけの一つなのです。
悪化した場合はどうすれば??
悪化してしまったものは仕方ありません。
ズキズキジンジン痛むようならアイシングをして安静にしておきましょう。痛み止めの薬や湿布を貼っておけば普通なら落ち着いてきます。(治っているわけではない)
ちょっと落ち着いてきたら背中やお尻周りをフォームローラーやボールでリリースしてもいいですね。
落ち着いたらきちんと治すことを考える
落ち着いたら、きちんと治すことを考えましょう。
アイシングをしたり湿布を貼ったり痛み止めを飲むことは大切ですが、これらは対症療法に過ぎず痛みを抑えているだけです。効果が切れたら痛みが復活することは間違いないですね。(もちろん激痛過ぎて早くどうにかしてくれ!!という場合一時的ならOK)
・家族や知り合いが通っている治療院
・ホームページで検索したいい感じの整体院
・いつでも診てくれる近所の整骨院
きちんと自分のカラダを診てくれる場所を探して訪ねてみてください。
その際に注意する点は3つ
・すぐ回数券の話になる
・○○が歪んでいる、○○が曲がっている、○○が凝っているという話が多い
・やたらに通わせたがる
この手の話がでたら気を付けた方がいいと思います(あくまでも個人的見解ですが…)
どこ行けばいいのか分からないと言う方は参考までに⇩
まとめ
坐骨神経痛がお風呂で悪化したなら、それはもはや坐骨神経痛ではないかもしれません。正確に言うと、別の何かが「坐骨神経痛症状」を引き起こしていると考えた方が妥当です。
そのためには早急に自分に合った治療法をみつけて坐骨神経痛を無くしていくことが大切です。
「坐骨神経痛が気になって仕方がない」
「どこに行っても調子がいまひとつ」
「整形外科では問題ないと言われたのに痛む」
など坐骨神経痛でお悩みなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご相談はこちら➡ご相談・ご予約・お問い合わせ
お電話でもどうぞ➡03-6915-8615