こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、内反小趾になってしまう3つの原因についてお話ししたいと思います。
目次
内反小趾になる大きな3つの原因
内反小趾になってしまう原因は、
①足に合っていない靴を履き続けている
②歩き方の影響で筋肉の使い方や足底の感覚が低下
③先天的な問題で骨の形や関節など構造的なもの
の3つが考えられます。
合っていない靴を履き続ける
一つ目は足に合っていない靴が原因です。つま先が細くなっている靴・パンプス・ヒールなどを履いたりしていませんか?これらは足にス十レスを与えやすく女性に外反母趾や内反小趾が多い理由の一つにもなります。
ヒールでなくても決まった靴を履いた後に痛みが強く出る場合は、その靴を履くことはやめましょう。内反小趾が当たると痛いからと言って、サイズが大きすぎる靴も注意が必要です。靴の中で足が動いてしまうのでオススメはできません。
変な歩き方をしていませんか?
二つ目は歩き方のクセです。内股気味だったり踵を引きずって歩いていたりすると、変なクセがつきうまく筋肉を使うことができません。自分の歩き方のクセはなかなか分からないものです。靴底を見て変な減り方をしていないか確認してみましょう。
もちろん靴の影響も考えられます。ヒールなどを履くと歩き方が変化して変な歩き方になってしまっている可能性もあります。
遺伝的な可能性
家族で顔の形が似るように足の形も似ます。家族に外反母趾や内反小趾の人がいる場合は、自分もそうなる可能性が高いです。そうでなくても、親族に足の人差し指が長かったり足の幅が広かったりする人はいませんか?悪いことではありませんが、注意しないと痛みに変わってしまうので大変です!
ただし、遺伝的なものだからどうにもならないと諦めることはまだ早いです。その骨格や関節を戻すこと(変形してしまったものを元通りにすること)は難しいですが、インソールやリハビリによって痛みを改善することは大いに可能です。
痛みを無くすにはどうすれば?
内反小趾の痛みを無くすには原因を改善することが最優先です。内反小趾用のサポーターを考える方もいますが、サポーターはあくまでサポートするものなので痛みが強く出ていたり当たって痛いという場合には効果が薄くなります。
靴と歩き方を変える
まず、自分の足に合った靴を選んで履きましょう。必ず機能を重視して選んでください。基本的に足の運びが軽くなるので歩きやすくなるはずですが、症状が進行してしまっているとスニーカーでも痛むという方がいます。そういう方は早めに専門家に相談しましょう。
スニーカーなら何でもよいというのではなくちゃんとしたウォーキングシューズにするべきです。コン〇ースなどはダメですよ!(個人的にオススメはアシックスのGT2000、もしくはニューバランスの1080です。)
痛みが無くなればどんなオシャレな靴を履いてもいいと思います!ですが、まずその痛みをとることが最優先です。
靴を変えたら自分の歩き方も気にしてみます。踵を引きずっていたり手を振らずに歩いていたりしませんか?スニーカーに変えるだけで、自然と足の運びがよくなり腕の振りが改善されることもあります。
背筋を伸ばして手は自然に振る。踵から足をついてつま先から蹴りだす。簡単なことですが、みなさん意外とできてないことが多いです。ちょっとだけでいいので意識して歩いてみましょう。
自分でケアをして症状改善
自分で足のメンテナンスをして痛みを軽減しましょう。簡単にできるゴルフボールや青竹ふみで足の裏のリリースをおこなったり、足の指でグーチョキパー運動をやってみましょう。
グーチョキパー
グーチョキパーは足を下げた状態で行いましょう。また、「チョキ」は上の絵のように親指を上げて他の指を曲げるものと、親指だけ曲げて他の指を伸ばすものも行いましょう。
まとめ
自分の内反小趾の原因を見極めて症状を改善していきましょう。きちんとしたケアを行えば痛みは必ず落ち着いてきます。サポーターや湿布などに頼っていては改善するどころか悪化してしまうこともあるので、痛みが治まらなかったり変形が心配な方は早めに専門家に相談しましょう。
当院では原因をしっかり見極め対処することで痛みを抑えることが可能です。個人差がありますが、テーピングと内反小趾専用の施術を行うことで概ね2~4週で痛みが落ち着いてくるでしょう。
あくまでも手術は最終手段です。
「この痛みをどうにかしたい!」
「ヒールやサンダルを履きたい!」
というのであればテーピングと施術と少しの努力で抑えることは可能です。お悩みの方は一度ご相談ください。
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