子ども 膝の痛み

【膝痛】幼稚園や小学生によく見られる膝の痛み~危険信号を見逃すな!~

こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。

今回は幼稚園から小学生以下にみられる膝の痛みについてお話ししたいと思います。

子どもに多く見られる膝の痛みを見極める

子どもの痛みを理解するのはとても難しく、長く続く子もいれば次の日には全く無くなっている子もいます。特に痛みに強い子か弱い子か、我慢する子かしない子かもある程度理解しておいた方がいいと思います。

 

原因がはっきりして「膝が痛い」と言っている場合

転んでぶつけてしまった時や、つまづいてひねってしまった時はアイシング(冷やすこと)と圧迫をしましょう。(嫌がる子も多いと思いますが圧迫が一番大切です!)伸縮性のある包帯やバンテージがあれば必ず圧迫を行いましょう。痛みをとるような薬が入っている湿布はかぶれてしまう子どももいるので注意が必要です!

年齢が低い子の場合は痛みと驚きで大泣きしていることがあると思うので安心させるように落ち着かせてあげましょう。明らかに泣き方がおかしい場合や全然泣き止まない場合は近くの病院や整骨院へ行ってきちんと診てもらいましょう!

 

原因がわからないけど「膝が痛い」と言っている場合

夜や寝ている時に急に泣き出したりしていませんでしたか?これはいわゆる成長痛かもしれません。3歳~12歳ぐらいまでに見られ男の子に多いとか神経質な子に多いなどと言われていますがしっかりとした原因は分かっていません。

子どもの成長期において足全体または一部分が痛くなることがあります。それらの痛みの総称として使われることがあります。夕方から夜に痛みが起こりやすくずっと痛みがでるわけではありません。頻度は子どもによってまちまちで週に数回の子もいれば月に数回という子もいます。(膝のオスグッド病やシンディングラーセンヨハンソン病かかとのセーバー病など、運動を行っている子どもに多いスポーツ障害も成長痛の一部と表現されることがありますがちょっと違います。)

保護者の方はマッサージや痛い場所をさすってあげましょう。また優しくストレッチをするもの効果的です。ここでは冷やしても温めてもどちらでもよいと思います。子どもが気持ちいいという方にしてください。どちらも嫌がるようであれば行う必要はないです。しばらくしたり翌朝になると痛みが無くなっていることが多いのでレントゲン上でも異常が見つかることはありません。

私もこの成長痛を経験したことがありますがとてつもなく痛かったことを記憶しています…朝痛すぎてベッドから起き上がれず、リビングまで這って行ったことを鮮明に覚えています…そのくらい痛いものなのでちゃんと理解してあげることが大切です。

 

スポーツや運動後に膝周辺が痛いと言っている場合

スポーツ中や運動後に痛みを感じることが多いようであればスポーツ障害が疑われます。特に多くみられるのが膝のお皿の下の部分が出っ張って痛くなるオスグッド病というものがあります。足をたくさん使う子どもに見られることが多いです。似ているものでお皿自体の下側が痛くなるシンディングラーセンヨハンソン病というものもあります。

小学校高学年くらいになると成長が早い子どもや練習量が増えると痛みが出ることがあります。注意して子どもの様子をみておくべきですね。

お皿の下側の出っ張りが痛いというのであればコチラ⇩
オスグッドを放置していると一生治らない!?全力で走るためにあなたがするべきこと!

 

ずっと膝を痛がっている

数日たっても膝の痛みが治まらない場合は、整形外科や整骨院などカラダの専門家に相談してみましょう。

特にスポーツや運動を行っている子どもの場合は、痛みの影響で練習の質が低下したり痛くて練習ができなくなる可能性もあります。痛みが長期化する前に膝のケアをすることはとても重要です。

また、未就学児の場合で変な歩き方をしていたり膝をかばった歩き方をしているようであれば、大きな問題が隠れているかもしれませんので早急に専門医に相談しましょう。このような病気による足の痛みは比較的稀ですが顔色や体調も注意して見てください。

 

まとめ

子どもの膝痛について簡単にまとめてみました。小さい子どもは自分の意志を伝えることが難しいので、保護者や周りの大人がしっかりと注視しなければいけません。一時的な痛みであればさほど気にすることはありませんが、歩き方や膝を気にする様子があるようでしたら早めに対処しましょう。

当院では子どもの成長痛やスポーツ外傷にも対応しております。痛みの出ない治療法を選択して施術しますのでご安心ください。

子どもが痛いといえば親は心配になるものです。特に原因がはっきりしていないものは不安になることも多いでしょう。成長痛は子どもの精神面が関係しているという先生もいます。環境の変化や心の変化が影響して足に痛みを出している可能性もあるそうです。

「子どもが泣くほど足が痛いと言っている」
「膝周りを気にして歩いている感じがする」
「運動後に膝が痛いと言っている」

など子どもの膝の痛みに関してお悩みご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。

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