こんにちは!練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、膝をぶつけてしまって曲げると痛いけど、骨に問題があるのか気になる方に向けてお話ししたいと思います。
目次
膝をコンクリにぶつけた!痛くて曲げられない!
まず、ここで考えられる問題として、
打撲(うちみ)
骨折
捻挫(靭帯損傷)
の可能性があります。
もちろんほとんどの場合は打撲になります。しかし、曲げると激痛が走る場合折れてるかもと心配になりますよね。
まずは自分で膝の状態を確認してみて、不安や違和感が少しでもあるなら早めに専門家に相談をしましょう。
打撲(うちみ)の可能性?
まず膝をぶつけて考えられるのは打撲(うちみ)です。ほとんどの場合はこれですが、打撲にも軽傷のものから重症のものまであるので注意が必要です。
主な症状として内出血や腫れ・疼痛などが起こります。これに伴い曲げると痛いとう症状が出てきます。なので曲げられないくらい痛いからと言って「折れてる?!」と心配する必要はありません。コンクリートなど硬いものや角の部分にぶつけたりするとより症状が強く出る場合もあります。いわゆる強打撲になり、内出血・腫れ・疼痛がより強く出ます。
打撲(うちみ)=軽傷と考えるのは危険です!重度の場合はちゃんと治療していないとなかなか痛みが消えないやっかいものです。特に腫れが残ると動かしにくい状態が続くのですぐに自分で応急処置を行いましょう。
骨折してる?
ぶつけた際に体重をかけられない場合や腫れがひどい場合・明らかに変形している場合は骨折している可能性も考えられます。また、曲げ伸ばしが全くできない場合はお皿を脱臼してしまっていることもあります。そのような場合は早急に医療機関を受診しましょう。
普通にぶつけただけではほとんど見られませんが、膝の中で骨折していることもあります。ぶつけて1~2日後、お皿の周りがぷよぷよと腫れている感じになった場合はその可能性があります。この骨折は痛みはあるけれど普通に歩けることがあるので注意が必要です。
中には違和感がずーっと続いていて念のためレントゲンを撮ってみたら骨折が見つかったなんてこともあります。「骨折=痛みが強く歩けない」というイメージがあると思いますがそんなことはありません。
膝の中の問題?
ぶつけただけでは生じにくい問題として膝の中の問題が考えられます。前十字靭帯や後十字靭帯・半月板の損傷がこれに当たります。これらは、ねじるという動作が加わった際に発生することが多いのでぶつけただけでは損傷している可能性が低いです。
膝にタックルを受けたなどで起こることがありますが日常生活でタックルされることはなかなかないと思います(笑)
ぶつけたら、まずこれだけはやっておく対処法
膝をぶつけたらまず応急処置をやっておきましょう。膝以外にも使えますので頭に入れておくのをオススメします。
圧迫する
最初にぶつけた場所を圧迫しましょう。テーピングや包帯・バンテージが理想ですが無い場合はバンダナやタオルで代用してもいいいでしょう。圧迫は今後の腫れを大きく左右するので巻いておく方がベターです。その腫れが膝の曲げにくさに影響してきます。
高い場所にもってくる
痛みが強い場合はぶつけた場所を高い位置にもってきましょう。膝だと高い位置に置くのは難しいですが心掛けるべきです。
アイシングはいいの?という人もいると思いますが、ズキズキ痛すぎて何もできないようであればアイシングしましょう。それ以外はする必要が無いです。あくまでもアイシングは痛みを抑えるだけでケガを治してくれるわけではありません!
しばらく痛みが続いて、気づいたら曲げるのが痛くなった場合
時間が経って曲げるのが痛い場合は腫れが大きく関係しています。
打撲して炎症が起こると体は炎症を抑えようとします。炎症を抑えるために患部に水を集めます。これが腫れる原因です。理由は患部を安静にして炎症を早く抑えるためです。なので「腫れてるし痛いし曲げれない!」という状態は正しい治癒のサイクルに入っているということです。
また最近では適切な負荷も体を回復させるのに大切であると考えられてきました。圧迫をしっかりして専門機関で治療をしできるだけ普通に過ごすことが痛みを最短でなくす道です。
まとめ
膝をぶつけて曲げるのも痛い場合は、打撲の可能性がほとんどです。腫れや内出血は打撲の一般的な症状ですので、きちんと圧迫固定の応急処置をしていれば落ち着いてきます。湿布や痛み止めの薬に頼る前に、きちんと応急処置をしておきましょう!
明らかに腫れがひどく変形している、数日たっても痛みが強く残っている場合は一度病院や整骨院できちんとみてもらうべきです。(もちろんぶつけた直後に行っても問題ありません!)
当院では早期に痛みを取り除き、日常生活に復帰できるようにお手伝いをさせていただきます。細胞組織レベルで治療を行う微弱電流(マイクロカレント)や超音波を利用し関節内を直接施術して痛みの除去・腫れの軽減を行います。
「膝をぶつけて曲げるのも痛いんだけど」
「ぶつけたこの痛みをどうにかしてほしい」
「痛みがずーっと続くんだけど治るの?」
など、膝に関してお悩みご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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