こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は「お皿の下が痛いのは歩き方が原因?この痛みの原因を見つけ出す!」ということでお話ししたいと思います。
お皿の下が痛む原因はいったい何??
お皿の下が痛む原因として考えられるのは、オスグッド病やジャンパー膝が考えられます。もし、スポーツなどをやっていない女性であれば変形性膝関節症の可能性が考えられます。
オスグッド病は、成長期の男児に多いことが最大の特徴で、スポーツをやっていて「お皿の下の骨が出っ張ってきて痛い」というようであれば、その可能性がかなり高いです。
ジャンパー膝は膝蓋腱炎などとも呼ばれ、その名前の通りジャンプ競技に多いとされています。しかし、実際はサッカーや野球、長距離ランナーなどいろいろな競技で見られます。
変形性膝関節症は、中高年の女性に多く見られます。違和感だったものがだんだんと痛みに変わってきたら注意が必要です!
それぞれに特徴があり、どちらも膝の下辺りが痛むものとして有名です。まずは、自分の痛みが出ている場所を見極めることが重要です。
オスグッド病の可能性!
お皿の下の骨が出っ張っている部分が痛む場合はオスグッド病の可能性があります。
これは、子どもに起こりやすいので成長痛の一つと考えている方もいらっしゃいます。サッカー、バスケ、野球など足を多く使う競技を行う子どもに起こりやすいです。全体的にみると少ないですが、女子でもなる場合はもちろんあります。
成長が落ち着いてくると痛みは無くなってきます。しかし、放置すると全く膝が曲がらない状態になってしまうので日常生活がかなり苦労することになります。(痛いけどスポーツを続けてしまう子どもに起こりがち)
大人でこの部分が痛くなったという人はあまり見られませんが、立ち膝をすることが多い人は注意が必要です。その部分が擦れて炎症を起こし、痛みが出ることがあります。
オスグッド病についてはコチラ⇩
ジャンパー膝の可能性!
膝下の腱の部分が痛い場合はジャンパー膝の可能性が考えられます。
名前の通り、ジャンプを多くする競技者に起こりやすい病気ですが、マラソンなどの長距離選手やサッカーなどでも起こりやすいです。10~20代に多く見られ、負担のかかる動きを多くしている方がなりやすい症状です。
30代以降は比較的起こりにくいですが、ジャンプする競技を続けている場合は可能性がありますので注意です!
ジャンパー膝についてはコチラ⇩
私、運動なんてしていないんだけど…
運動なんてしていないけど、お皿の下が痛む場合は変形性膝関節症かもしれません。
これは、中高年の女性に多いのが一番の特徴です。ふとしたきっかけで痛みが出ることがほとんどですが、本当の原因は日常生活で知らず知らずのうちに膝にダメージを与え続けていたからです。
末期になってしまうと最悪手術というパターンしかなくなってしまいますので、自分でできるケアを入念にしつつ痛みが強い場合は専門家に相談しましょう。もうそういう年齢だから…と思ったら、悪くなる一方です!痛みを無くしたいという人は、まず自分を理解することから始まります。
痛みを軽減するためにできること
自分で太もも周りのメンテナンスとケアをしましょう。膝にかかるストレスを軽減することで痛みを抑えてくれます。簡単に自分でできるのはフォームローリングマッサージです。ももの前・横・裏側は入念に行いましょう。痛い部分があると思いますが入念に。
テニスボールや野球の軟式ボールで代用することも可能です。少しの時間でいいので毎日継続してやりましょう。継続は痛みを無くす近道です。
まとめ
お皿の下部分が痛む場合は、運動の有無や年齢・性別・どのように痛むかによって大まかに分けることができます。また、軽度な痛みや違和感の場合はセルフケアで症状を抑えることもできますので、まずは自分でやってみましょう。
痛みが強すぎて、日常生活に支障がある場合は専門機関に相談しることがオススメです。「湿布しておけばその内痛みがなくなるだろう」と思っていませんか?湿布をして安静は、あまり効果が無いと思います。痛みがなかなか引かないと、復帰まで時間がかかってしまったり、慢性的な痛みとなって残ってしまうことも考えられます。
当院では電気療法や手技療法を組み合わせて痛みを取り除き、競技復帰や日常生活で痛みのない体にするサポートをしています。痛みの深部にまで届くので、疼痛抑制効果も高く可動域改善にも効果があります。
特に膝の痛みは日常生活にまで支障が出てしまうと、気持ちが沈みがちになってしまいます。「膝が痛くて思い切り走れない」「なかなか調子が戻らない」「この痛みは何が原因なの?」という疑問やお悩みの方は一度ご相談ください。
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