こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回はお皿の上が痛いのは一体何が原因?何もしていないことが大きな原因の可能性!ということでお話ししたいと思います。
目次
お皿の上が痛いけど、これは何が原因なの?
お皿の上の部分が痛む原因として、ジャンパー膝・膝蓋大腿関節症の可能性があります。また、変形性膝関節症の痛みがお皿の上に出ている可能性も考えられます。
「何もしていないんだけど痛くなった」という人が多いかもしれませんが、その何もしていないことが大きな原因の一つであることは間違いないです。その症状を引き起こしている原因を理解して、対処すれば必ず痛みは落ち着きます。
ジャンパー膝の可能性?
お皿の上の「きわの部分」が痛い場合は、いわゆるジャンパー膝の可能性があります。名前の通りジャンプする競技者に多いスポーツ障害ですが、マラソンランナーやサッカー選手にも多く見られます。10~20代に多く、膝に負担のかかる動作をすることで痛みが発症しやすいです。
30代以降に見られることは少ないですが、ジャンプ競技をする方はこの可能性があるので注意しましょう!
ジャンパー膝と言えば、お皿のすぐ下(腱の部分)に痛みがでることが通常ですが、稀にここに痛みが出る場合があるので注意が必要です。
ジャンパー膝についてはコチラ⇩
膝蓋大腿関節症になってる?
もう一つは、膝蓋大腿関節症になっているかもしれません。お皿の裏と大腿骨の間で炎症が起きたりすると、腫れや痛みが発生します。お皿のすぐ上が痛い場合もありますが、お皿全体に痛みが出ることもあります。
少しの動作時に痛みことが多く、女性に比較的多いとされています。中高年の女性は変形によるもの、若い女性はホルモンの影響で関節が緩みやすいことが原因の一つになっています。また、生まれつき骨の形が変形していたりすると、違和感や不安感から痛みに変わることもあります。
膝蓋大腿関節症についてはコチラ⇩
変形性膝関節症によって痛みが出ている?
多くの方が聞いたことがあるでしょう、変形性膝関節症。中高年の女性で膝が痛いとなると一番に思いつく傷病名ですね。加齢や肥満、運動不足など複雑に原因が絡み合って発症します。
症状が進行してしまうと体重をかけるのも出来ないくらいになってしまいますので、早期に痛みを無くすことが重要になってきます。痛みを年のせいにしてしまうのは危険です。これから痛みとずっと付き合っていかなければいけません。
逆に「何で痛みが出たのかな?」という方は治療とリハビリで痛みが消える可能性が高いです。まず、自分の体に興味を持つことが治療の第一歩です。
自分でやってみるセルフメンテナンス
痛みが出ている場合は、必ず自分でケアをすべきです。「アイシングと湿布しておけばそのうち治るだろう」という方もいます。しかし、痛みを抑えるだけで、根本的な解決にはなっていません。
アイシングと湿布が効果的でない理由⇩
簡単にできるのはフォームローリングマッサージです。太もも周りを入念にリリースしましょう。
「振動」が加わるドクターエアもオススメです。(個人的に最近はもっぱらこっちです笑)
まとめ
お皿の上が痛む原因は、ジャンパー膝や膝蓋大腿関節症・変形性膝関節症などが考えられます。年齢やスポーツの有無、どのくらいで痛くなったかによって判断できますが、どんな症状も改善にはまずセルフケアをすることが重要です。
軽い痛みや違和感であれば、重点的にケアをすることで改善されることが多いです。様子をただ見ているのではなく積極的なケアをしていきましょう。
自分でケアしても痛みが取れない場合は、専門家に相談しましょう。日常生活や体の姿勢や環境なども膝に大きな影響を与えます。これらの考えられる原因を見つけ出すことで痛みの改善につながります。薬や湿布・注射は一時的な痛みは解決してくれますが、元の痛みを解決することはありません。
当院では超音波やラジオ波を使用し、体の深い部分から治療を行っていきます。同時に呼吸指導・リハビリ指導を必ず行い、痛みが出るよりいい状態に戻すことを最終目標として施術していきます。「なかなか膝の痛みがよくならない」「治療しているけど膝が痛む」という方は一度ご相談ください。
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