こんにちは!練馬区桜台のNS整骨院 河野です!
今回は、打撲した後の湿布はいつまで貼ればいいのか分からない方に向けてお話ししたいと思います。
打撲したらめっちゃ痛い!!
・突き指をしてしまった
・タンスや机に足の指をぶつけてしまった
・固いものを足に落としてしまった
・運動中にボールや相手とぶつかってしまった
などなど、日常生活やスポーツ中のケガで打撲はメジャーなものですね。
打ち身なんて表現もありますが、体をどこかにぶつけたり何かがぶつかったりすれば誰にでも発生します。
打撲したから「とりあえず冷やして、湿布貼っておこう。」と思っている方も多いのでは?
決してその判断は間違っていません。
しかし、しばらく湿布を貼り続けているけど痛みが解消されない人も多いのが事実。
過去の患者さんでは、1ヵ月以上前に打撲しても痛みがあるから湿布をし続けているという人もいました。
もし、あなたが打撲の痛みを解消したいのなら、湿布の役割についてもある程度知っておかなければなりません。
湿布を貼る期間はめちゃくちゃ痛すぎる時だけ!
湿布をいつまでも貼っていては治るものも治りません。
私は「めちゃくちゃ痛すぎる時だけ湿布を貼ってください」と指導しています。
その理由は、湿布は痛みを抑えてくれるものであって打撲を治してくれるものではないからです。
ただし、痛みには個人差があるので「めちゃくちゃ痛い」も人によって異なりますよね。
なのでここでは、「歩くのも痛い、じんじん・ずきずきして動けない、何もしていなくても我慢できないくらい痛い」ということにします。
こう考えると、あなたの打撲の痛みはどのくらいですか?
まぁ痛いけど歩けるし、ズキズキするけど動けるし、何もしてなければ大丈夫…こんな感じではないですか?
この程度であれば湿布をする必要はありません!(もちろんアイシングも!)
できる限り今まで通りの普通の生活をするようにしましょう。
あえて安静にするとかも必要なしです!
湿布を貼る意味
湿布にはいくつかの種類がありますが、たいてい白い湿布か肌色の湿布に分かれますね。
詳しい説明は省きますが、
湿布を貼る
➡薬剤が皮膚に浸透
➡血管が収縮して血流量低下
➡患部に栄養が届きにくくなり感覚が鈍くなる
➡痛みを感じにくくなる
このような流れです。
結果は痛みを感じにくくしているだけですね。
湿布をずーっと貼っていると、痛みは治まるかもしれませんが血流量が悪いままなので、なかなか患部が治らないイメージがわきますか?
もちろん、重要な仕事や外せない用事なのどで一時的に湿布(薬)を頼ることは仕方のないことです。
痛みが無くなった=治った!という勘違いをしないようにしましょう。
打撲をすると患部が腫れたり内出血をしますが、これらは傷ついた組織を治すのに重要な存在です。
これらが出ることで動きを制限し、無意識に体の治癒を開始します。
湿布や薬やアイシングはこれらのシステムに強制的な介入をしてしまいます。
せっかく自分で自分の体を治そうとしているのに、湿布で血流を止めるのがいいこととは思えません。
いつまで貼ってていいか分からないのであれば、今すぐ取るか最初から貼る必要がないです。
できる限り痛みを早く治すには?
一番重要なのは、アイシングでも湿布を貼るのではなく圧迫です。そして、なるべく普通に日常生活を送ること。
多くの人が圧迫をしません。(アイシングと湿布はすぐしてくれるのに…)
まぁ確かに、包帯やバンテージ・テーピングがすぐ使えるところにある人の方が少ないと思いますが、圧迫こそ痛みを早く治してくれる処置です。
圧迫は腫れや内出血を適度にコントロールしてくれます。
また、患部のサポートと保護をしてくれるので、外部からの急な衝撃にもある程度対応できますね。(まぁ痛いことは変わりはないですがw)
もっと言うのであれば、整骨院や接骨院・鍼灸院などでの施術を併用すればもっと早く痛みを治すことが可能です。
電気や鍼灸など体の機能を向上させる施術で、ケガの回復力も高まります。
早急に治して○○がしたい!というのであれば参考までに。
まとめ
打撲しても、めちゃくちゃ痛すぎる時やどうしても外せない用事がある時以外は湿布を貼らない方がいいです。
その方が早く痛みが解消されるでしょう。
もし、「ぶつけたらまず湿布」という考えがあるのであれば注意です!
1週間経っても痛みが微妙に残っているのは、湿布を貼っているせいかもしれませんので…
長期間、打撲の痛みが残っていたり、早めに打撲の痛みを解消したいのなら整骨院や接骨院・鍼灸院と併用していきましょう!
回復が早くなりますよ!
「打撲して痛みがずっと続く」
「湿布をしてるけど一向に治らない」
「よく分からない痛みだから湿布を貼ってみたけど全然変わらない」
など、打撲と湿布に関する疑問お悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。
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