こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は「足の親指の感覚が無いのは外反母趾だから?と思ったら、実は違うところに原因が!!」ということでお話ししたいと思います。
親指の感覚が無いのは何が原因?
親指の感覚が無い理由の一つに、神経性の絞扼障害が疑われます。普段からしびれてしまっていて感覚がよく分からない、触るとビリビリっと感じるような場合は、神経が何かの原因で締め付けられることで感覚がなくなったり敏感になったり鈍感になったりします。
もし、ある靴を履く時だけ症状が強くなるようであれば、靴が原因となっている場合が多いです。靴紐の圧迫がきつかったり、少し履いている靴が小さかったり、靴をきつく締めていることが多かったりしますか?
特に女性はヒールを履いたり、パンプスを履いたりすることが多いので足にストレスがっかかりやすくなっています。一度自分の靴や足の状態をチェックしてみましょう。
靴は問題なさそうなんだけど…
触るとビリビリ感じることはないんだけど、「普段からしびれてる」「左右で親指の感覚が違う気がする」という方はいませんか?その場合は腰の問題かもしれません。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なんて聞いたことがありますか?腰の神経が圧迫されて、しびれが足先に出る場合もあります。外反母趾だと思っていたら、腰に原因があった!なんてことも考えられるので注意が必要です。
特に足の方まで感覚異常が起こっていると、症状的には進行しています。早めに対処すべきでしょう。
患部にかかっているストレスを軽減させて問題を解決!
足が痺れているのであれば、必ずどこかに原因が潜んでいます。それを解決しない限り痺れが軽減したり無くなることはありません。
靴を変えてみたり靴ひもを緩めて履いてみて、痺れが減るようなら靴が原因となっていることがほとんどです。スニーカーに変えてみたりヒールの低い靴にしてみて足の変化を気にしてみましょう。
もし変化があまり感じなければ、腰から足にかけてのケアとメンテンナンスをしてみてください。入浴+水分補給+セルフケアで痺れの軽減をします。
①入浴する
まず、ゆっくり湯船に浸かって、体全体の血流をよくしましょう。血液は、体のすみずみまで栄養を送り悪い物質を流してくれる役割を持っています。体を温めることで血流がよくなり、より効率がアップします。また、入浴することで副交感神経が刺激されリラックス効果も高まります。
②水分補給
同時に水分補給をしっかり行いましょう。一日2リットルは飲むことを心掛けた方がいいです。なかなか難しいという方がほとんどですが、多くのメリットがありますよ!足のむくみが気になる方や、足がつりやすい方、ダイエット効果も高まります。水分を補給することで、体の悪い物質を流してくれる効果が高まりやすくなります。
③セルフメンテナンス
そして、フォームローラーを使ってセルフケアを行いましょう。腰~足周辺の筋肉の動きが悪くなっていることも原因の一つとして考えられるので、お風呂上がりの数分間を大切に使ってください!
三つをセットにして行えばある程度軽減されることが期待できます。逆に何もしないとそのまま違和感が残ってしまいますので、まずはやってみましょう。
しびれが無くならない場合は?
靴を変えてみたり自分でケアをしても軽減されない場合は、専門機関に相談してみましょう。さまざまな問題が複合して起こっている場合も考えられます。少し変形した外反母趾と言って甘く見ていると、その裏に大きな問題が隠れていることもあります。
当院では、その問題が外反母趾由来のものか、他の部分から影響されて出ているものなのかを見極め、施術を行います。テーピングで外反母趾からアプローチすることもありますし、手技や電気療法を駆使して、腰部からアプローチする場合もあります。
一人一人に最適な施術方法を考えて実行していますので専用の治療となります。
まとめ
親指の感覚がない原因が外反母趾だからと決めつけるのは早いです。もちろんその可能性も否定できませんが、様々な問題が複合して起こっていることが多いです。
少しの痺れだったのがやがて違和感になり痛みに変わって日常生活に支障が出てしまうこともあります。早めのセルフメンテンナンスで解決していくことをオススメしています!
原因を見極めることが、問題の解決の最善策と考えています。飲み薬ばかり飲んでいたり、塗り薬ばかり塗っていたりしてもいいですが、根本を見つけないと問題が解決したとは言えません。「足のしびれが気になる」「この足のしびれをどうにかしたい」「外反母趾の変形も気になるからみてほしい」など足に関するお悩みご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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