こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、捻挫の全治はどのくらい？捻挫＝軽傷だと思わないで！！ということでお話ししたいと思います。
捻挫の全治は個人差が大きすぎる！
捻挫の全治は人によってかなり差があります。インターネット上などで見られるものはあくまでもデータ上であって、あなたの全治ではありません。そして、全治とは「病院に通って治療を要する期間」のことです。これってすごくあやふやで、個人差がかなりありそうだなと思いませんか？
損傷度合いにもよりますが、数日で痛みが無くなる人もいれば、数か月たっても痛みが消えない人もいます。なので、実際にあなたの捻挫を見てみないと全治がどのくらいか判断できません。捻挫は損傷度合いによってⅠ～Ⅲ度に分類されます。分類により治り方に差がかなりあるので、状態をしっかり診て確認しない全治○○ほど信用性がないものはありません。
注意してほしいのが、放っておけばそのうちよくなるだろうと思ってしまうことです。捻挫だしアイシングして湿布貼っておけば大丈夫と思っていると意外と痛みが引かないことは実際にあります。特にレントゲンを撮って異常がないと、「折れてないから、捻挫だねぇ～」なんて言われてしまうので、捻挫＝軽傷のイメージがついてしまったかもしれません。
「捻挫は軽傷だから数日で治る！」これは完全なる勘違いです。
自分の捻挫はどの程度か？
とは言え、この捻挫の全治はどのくらいかかるのか知りたいですよね。日常生活で出会う捻挫のほとんどがⅠ度（軽傷）かⅡ度（中等傷）になります。（Ⅲ度はかなり重傷で、スポーツ現場などで見られます。）日常生活で発生した捻挫であれば、Ⅰ度の可能性が高いです。（段差でつまづいて捻ったり、ちょっと変な力が加わって痛めたなど）
一般的にみられる症状として、患部の痛み、熱感、腫れ、内出血などがあります。これらは靭帯の一部を損傷しているので、Ⅰ度の判断になるかと思います。
「え？結局軽傷じゃない？」
と思った方もいるでしょう。しかし、軽傷＝全治30日未満の軽いケガのこと。軽い捻挫でも軽傷になります。そして、足の指や手の指の骨折も軽傷に入ります。ちょっと変な気もしますが、骨折も捻挫も軽症に分けられます。足の捻挫と指の骨折は、定義で言えば同じ軽傷の扱いになります。なので、軽傷＝軽く治るものと考えるのは間違いです。
Ⅰ度の場合の全治は？
私の場合は、典型的なⅠ度の捻挫をした患者さんに対して、「痛みが落ち着くまで2週間、しっかりリハビリして1ヵ月を目途に痛みがなくなります。」と伝えています。もちろん適切な施術と理想的な来院数、日常生活の注意点をお伝えした上での判断です。毎日来院する必要はなく、ポイントごとに来院してもらいます。
そのことを踏まえると、通常の捻挫であっても全治一か月といったところでしょうか。中には全治2週間だったり10日くらいと言うところもあるかもしれません。ですが、当院はリハビリまで行いケガをする前より状態をよくすることを目標としています。
これは典型的な捻挫の場合なので、酷い場合はこれ以上かかる時もありますし、この期間より少なくて完治することもあります。Ⅱ度以上になると、ギプス固定や場合によっては手術を選択することもありますので、全治はもっと伸びてしまうでしょう。
まとめ
捻挫だから軽いもの！軽いからそのうち治る！という思い違いを起こさないようにしましょう。しっかり治さなければ、捻挫はクセになりやすくなってしまいます。（捻挫がクセになってしまうことがある話はまた次回）適切な処置を行えば捻挫の痛みを早く改善することはできます。軽いからと言って何もしなかったり、湿布しとけば大丈夫！は捻挫の症状を長引かせる原因になってるかもしれません。
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捻挫の全治は自分で判断しにくいです。NS整骨院ではケガをしてすぐの捻挫から、捻挫してしばらく経ったけど痛みがとれないものまで対応しています。早期に日常生活で痛みなく生活できるように、電気療法やラジオ波、超音波を使い最短で痛みを取り除いていきます。「もう治っていると言われたのに痛みがなくならない…」「全治3週間と言われてたけど腫れが治らない…」「足首の動きが捻挫してからずーっと悪い」など、足首の状態が気になる方は一度ご相談ください！
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