こんにちは!練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、鼠径部が痛くて悩んでいる方に向けてお話ししたいと思います。
目次
鼠径部が痛いけど、どこに行けばいいの!?
鼠径部が痛い!でも、どこに行けばいいのか分からない!そんなあなた!
自分の状態をチェックして、適切な場所で治療することが痛みを改善させる第一歩になります。
判断基準は様々ですが、
・しこりやふくらみがある
・動かすと痛みがある
・自分でもよく分からないタイミングで痛くなる
に分けてお伝えします。
この中に当てはまらないようであれば、また別の問題が考えられますので一度ご相談ください!
触るとしこりやふくらみがある人
この場合はまず、鼠経ヘルニアが考えられます。その場合は外科を受診するべきでしょう。
鼠経ヘルニアとは、腸や脂肪組織がお腹の弱くなった部分から飛び出してしまうことを言います。(いわゆる脱腸というもの)
男性に多いとされていますが、女性にも起こります。
立っている時は違和感などがあるけど、横に寝ると治まるようであれば典型的な鼠経ヘルニアの症状と考えていいでしょう。
外科や消化器科に相談してみましょう。
小さめのしこりの場合は粉瘤の可能性もあります。
その場合は皮膚科になります。
粉瘤とは、何かしらの理由で毛穴の一部が内側にめくれてしまった状態です。
その中に角質や皮脂が溜まって盛り上がったり腫れたような状態になります。
赤みを帯びたり、痛みがある場合もあります。
粉瘤は全身どこでもできる可能性があるので、皮膚科に相談しましょう。
足を動かすと痛みがでる人
足を動かすと痛みがある場合は、股関節や筋肉に問題がある可能性があります。
変形性股関節症や鼠径部痛症候群などが考えられます。
女性の場合は変形性股関節症、スポーツを行っている方は鼠径部痛症候群のことがあります。自分なりにボールなんかでケアしてみたけど症状が全然変わらない…
そのような場合は整形外科を受診しましょう。
レントゲンや場合によってはMRIなどで診断をしてくれます。
また、整骨院や整体院でもみてくれるところがあるので、候補に入れてもいいと思います。
場所によって方法は違いますが、手技や治療道具を用いて痛みを改善してくれます。
痛みや違和感が長く続いているのであれば、日常の癖や動きが痛みの原因かもしれませんので、根本的な原因を見つけて解消していくべきでしょう。
自分でも痛くなるタイミングが分からない人
ふとした動作で痛くなったり、自分でも痛くなるタイミングが分からないという方もいます。
これはFAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)かもしれません。
このような場合も整形外科に行きましょう。
生まれ持った股関節の形状により、股関節に引っかかりが生じて痛みがでることがあります。
「以前から違和感があったけど最近痛みだした、でも痛くなるタイミングがよく分からない」
という方は要注意です。
変形性股関節症に進行してしまうこともありますので、正しいリハビリと運動療法を行うべきです。
何もしていなくても痛いことがある場合は?
中には、自分の痛みが上手く表現できないという方もいます。どこを受診するべきか悩みますよね。
この場合は、専門機関に直接問い合わせをしてみるのがいいと思います。
外科・皮膚科・整形外科・整骨院など、少し手間はかかりますが、自分の痛みがその医療機関を受診して改善するのかを知る手掛かりになります。
「よく分からないけど、とりあえず行ってみるか…」
は、時間もお金も勿体ないのでオススメできません。
どんな些細な事でもいいので、気になることはどんどん相談しましょう。
その中で自分の痛みを治してくれる場所を選ぶべきだと思います。
女性であれば産婦人科も候補の一つに入れておいてください。女性特有の病気の可能性も考えられます。
まとめ
鼠径部の痛みと一言で言っても、個人によって様々です。
原因が同じであったとしても痛みの出る場所が違うことだってあります。
逆に痛みが同じところに出ていても、原因が全然違うことだってあります。
いろいろと悩む前に、いろいろな専門機関に問い合わせしてみることが最善最短の方法です。
病院をはしごすることにならないようにサクッと聞いてみましょう!
しばらくは大丈夫だろうと痛みを放っておくと、症状が進行して常に痛みが出ている状態になってしまうこともあります。
そうなってしまうと手術をしなければいけない状態になるかもしれません。
少しでも気になるようであれば相談しましょう!
「どこにも異状ないと言われたけど痛みがある」
「どこに行っても変化があまり感じない」
「ずーっと違和感が残っている」
など鼠径部や股関節についてお悩みなどありましたらお気軽にお問い合わせください。
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