こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。今回は、かかとが痛くなる3つの原因とその対処法についてお話ししたいと思います。
目次
踵が痛くなる主な原因3つ!
踵が痛くなる原因として、
・足底筋膜炎
・アキレス腱炎・アキレス腱滑液包炎
・ヒールストライクからくる炎症
の3つが考えられます。踵が痛い!はどれも同じだと思いますが詳しい場所や症状は異なります。自分の症状を見極めて対処することが痛みを取り除く一番の近道です。それぞれの特徴を紹介したあとに対処法をお伝えいたします。
子どもの踵が痛い場合はこちらを参考にしてください⇩
子どもの踵の痛みの原因はいったい何?踵を痛がる理由と対処法!
足底筋膜炎
まず踵が痛いと聞いてピンとくるのが足底筋膜炎でしょう。足の裏全体が痛いという方もいますが、中には踵に近い部分に痛みが強く出ている方もいます。
40~50代で発症する方が多く、体重が重い方・立ち仕事の方・硬い路面を走ったりするマラソンランナーの方などに多くみられます。運動量が豊富な人であれば20代でも起こる可能性があります。偏平足の方に多いのも特徴です。
症状が進行した場合土踏まずの踵側の部分を押すと激痛が走ることがあり朝起きた一歩目が痛くて足がつけないといったことが一番の特徴だと思います。これは踵骨棘という骨のトゲが作られている可能性が考えられます。
アキレス腱炎・アキレス腱滑液包炎
次いで考えられるのがアキレス腱炎やアキレス腱滑液包炎でしょう。
アキレス腱炎はアキレス腱に繰り返し負担がかかることで発生します。痛みが踵まで出ることもあるので注意が必要です。ジャンプ動作やダッシュ動作などを繰り返す若い年齢層に多いですが、靴の踵が変な風にすり減った状態で履き続けている大人にも起こる可能性があります。
アキレス腱滑液包炎は踵の後ろの組織を繰り返し圧迫するような歩き方をした場合に発症します。ヒールやパンプスなどを履く若い女性に発症しやすいですが、男性にも起こる可能性があります。
両方とも踵の後方(アキレス腱がくっつく部分)が痛くなり赤くなったり腫れたりしていれば、この可能性があります。
ヒールストライクからくる炎症
三つ目がヒールストライクからくる炎症です。
足の指をしっかり接地しない歩き方(指上げ歩き)をしていると、体重を踵で吸収することが多くなり炎症が起きてしまいます。踵と足の指の付け根に硬いタコができてしまっている場合はこの可能性が高いです。
革靴などを履いてアスファルトの上を歩きまわる外回りの方に多い印象で男性の方が比較的多いです。また体重が重ければそのリスクは高くなります。
体重をかけると全体的に痛むという場合はこの可能性があります。
これらの痛みを解消するために
痛みを解消するために自分の周りの環境を考えてみましょう。特に踵の痛みは靴を変えたりインソールを挿入することで軽減できることがあります。
靴について考える
ヒールやパンプスなどを履く機会が多い場合は、痛みが落ち着くまでスニーカーを履くことをオススメします。アシックスのGT2000かニューバランスの1080といモデルは、踵の部分をしっかりとホールドしてくれて、クッション性も高いのでオススメです。
痛みが落ち着くまでは、スニーカーを履いて踵に対するストレスを軽減しましょう。
インソールについて考える
スニーカーが難しそうであれば、インソールを考えてみましょう。個人的なオススメはこちらです。
踵をホールドしてくれて、アーチサポートがしっかりしているものを選ぶといいです。足底板療法などを行っている治療院がありましたら、相談するのもオススメです。自分の足に合ったインソールを作成してくれます。
最重要は日常のケア
痛くならないための一番の予防は、日ごろのメンテナンスです。フォームローラーでふくらはぎのリリースや、ゴルフボールで足の裏のストレッチを欠かさず行うことが改善の近道です!
まとめ
踵が痛む大きな3つの原因についてお伝えしました。自分の症状に合ったものはみつかりましたか?まずは、自分でできるケアと環境の改善をして痛みを軽減していきましょう。
踵の痛みは、一度痛みが出てしまうとなかなか解消しにくいです。自分ではどうにもならない!という状況になる前に原因に対して正しい治療法を選択してくれる専門機関に相談し、早期改善をはかりましょう!
「踵が痛くて歩くのもツライ」「歩き方が変になって別の場所も痛くなっていきた」「踵の治療に行っているんだけど一向に治る気配がない」など、踵の痛みについてお悩みご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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