こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、めちゃくちゃ痛いのに湿布が効かない…そんな時に知ってほしい湿布をする意味!ということでお話ししたいと思います。
湿布が効かない…そんな時!
人の体はさまざまな痛みを出します。表現の仕方もさまざまで、ズキズキ・ジンジン・チクチクなど千差万別です。そんな時、手軽にできる対策として「湿布を貼る」ということをしますが、貼っても全く効かない…という経験をした人も多いでしょう。それはあなたの痛みが湿布とマッチしていない可能性があります。
そもそも湿布が痛みを軽減させるサイクルは、
薬の成分により血管が縮む
→筋肉や神経に栄養(酸素)が送られにくくなる
→それぞれの働きが悪くなる
→痛みを感じにくくなる
となっているので、痛みが無くなっている訳ではありません。特に慢性的な肩こりや腰痛に貼っていると血管が収縮してしまうので、最終的に逆効果になりがち。
そんな時には、緊張をなくして血管を拡張させるためにゆっくり湯船に浸かることが大切です。
簡単じゃんと思う方も多いでしょうが、意外とみなさん出来ていないことが多いです。ちょっとぬるいかなと思うくらいの39~40℃くらいで15分ぐらい浸かってください。(長いと思った方もいるのでは?)また、温泉に浸かったり近所の銭湯で体全体を伸ばしながら浸かるのもいいですね!
どんな痛みには湿布を貼るべきなのか?
私は、どんな痛みにも湿布を貼ることをオススメしていません。どうしても痛くて何もできない!という場合のみ湿布を貼ってみましょう。上にも書いた通り、湿布は痛みを無くしているのではなく痛みを感じにくくしているだけなのはわかりましたか?慢性的な痛み(肩こり腰痛など)は血流をより悪くしてしまいますので意味がないです。
逆に、急性期の痛み(捻挫や打撲など)いわゆるケガに対してはどうでしょうか?捻挫したりぶつけたりした時は、湿布を貼りたくなりますよね。この場合でも湿布を貼らない方がいいです。湿布はケガを治してくれるのではなく、痛みを感じにくくしてくれるだけです。
最新の応急処置でも抗炎症剤の入っている薬はケガの治りを遅くするというデータが出ています。
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なんでもかんでも湿布を貼るのは危険!
なんでもかんでも湿布を貼るのは危険です。
「とりあえず湿布を貼っておけば治るから!」と思っていると、「湿布貼ってるのに効かない…」という日がいつか来ます。それは湿布で治していたわけではなく、湿布の効果で痛みを感じにくくしていただけです。結果的にこの湿布は効果が無い!となってしまいます。
本当に何もできないくらい痛い場合には湿布をしましょう。なんでもかんでも貼るのはNGです。
湿布の効果はどのくらい?痛いからと言ってベタベタ貼ると痛い目に?!
慢性的な痛みならフォームローラーでマッサージを
慢性的な痛みであれば湿布よりフォームローリングマッサージの方が断然オススメです。全身に使用できるので、腰痛から肩こりまで多くの悩みに対応できます。
乗って転がすだけでいいので、誰でも簡単に効率よくリリースができます。肩こりの人は背中周りと脇の下、腰痛の人は腰回りとお尻周辺をやってみましょう。
肩こりの方⇩
腰痛の方⇩
ちなみに、ずぼらな人は「振動」機能があるドクターエアもオススメです。動かなくても深いところまで刺激が入る感じがあるので、より効果的に筋肉がリリースされる感覚があります。
大事なことは筋肉に刺激を入れることです。ストレッチよりも効果的に効率よくできます!
まとめ
湿布が効かないのは、あなたの痛みと湿布の効果がマッチしていないからです。
特に慢性的な痛みに対しては、湿布の効果が薄くなります。ずーっと湿布を貼り続けてしまっている方も効果が薄くなってしまうかもしれません。なので、なんでもかんでも湿布を貼るのではなく、貼る前に自分でのケアをしてみましょう。
当院では、なぜその痛みが出ているのかを徹底的に追求することから始めます。特に慢性的な痛みは、日常の癖が影響していることがほとんどです。普段何気なく行っている動きが肩こりの原因だったり、思わぬ癖が腰痛を引き起こしているなんてことは大いに考えられます。
まずは、患者さんの体と動きを評価して、問題がある部位を見つけ出し治療を行います。手技療法や物理療法を組み合わせて行いますので、一人一人違った施術になります。「湿布を貼っているのに全然痛みが取れない」「慢性的な痛みをなんとかしたい」という方は一度ご相談ください。
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