こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は「膝を強打!歩くと痛いけど、まさか折れてる…!?」ということでお話ししたいと思います。
目次
膝をぶつけて歩くのも痛いんだけど…
膝を強打しても痛いながら歩けるのであれば、折れている可能性はぐーんと下がります。おそらく強打撲というものでしょう。
こんなに腫れも痛みもあるから折れてるのでは?と不安になりますが、打撲の症状であれば腫れや内出血・痛みは必ず出ます。ひとまず自分でできる応急処置(とにかく圧迫)をしておきましょう。伸縮性の包帯やテーピングがあればベストです。
「アイシングと湿布しておけばなんとかなるだろう」という考えは古いです。逆に組織の回復を遅らせてしまうことがありますので控えることが無難です。
とは言え、折れてる可能性が全くないとは言い切れません。それを言えるのはお医者さんがレントゲンを撮って、「折れてない」と言った時です。実は骨折の場所や折れ方によっては、折れていても歩けることがあります!(もちろん痛いですけれど…)
無理!立てないんだけど!!
痛すぎて無理!全く体重がかけれない!立てない!変形がすごい!となると、折れてしまっている可能性が出てしまいます。
その場合は、すぐ整形外科などを受診しましょう。ただし、救急で行った場合は担当の先生がいないなどと言われて、正しい診断がされないなんてことも聞きます。(以前の患者さんがそうでした…)
なので、無理して救急で行くのであれば、ケガや痛みに強い接骨院や整骨院があると思いますので、そこに相談してもいいと思います。(あくまでも柔整師の一言です!)
自分でやって欲しいことを時期別に分けてみた
多くの場合は強打撲によって、筋肉などの軟部組織が損傷され痛みが出ています。全く何もしないより、少しでも自分でできることをすれば痛みも早くなくなりますよ!打撲による一般的な症状経過と、その時期にどんなことをやるべきかをお伝えします。個人差があると思いますがご参考にしてください。
ぶつけた直後
ぶつけてすぐの場合は、しっかりと圧迫しましょう。これが最重要です。
1~2日くらいは痛みが強く出て何をしても痛いと思います。膝を触って明らかに熱があり痛すぎる場合はアイシングをしてもいいと思いますが、ない場合はアイシングはしなくて大丈夫です。アイシングはあくまでも痛みを抑えるためだけですので、積極的に行う必要はありません。
是非とも覚えておいて欲しいRICE処置と最新の応急処置であるPEACE&LOVE処置も知っておいてもいいと思います⇩
3日~1週間くらい
このぐらいになると「歩くと痛い」から「歩けるけど痛い」に変わってくると思います。また、変な姿勢や歩き方のせいで他の場所に痛みが出てくるのもこの頃ですね。
圧迫は継続しておきましょう。ゆっくりでもいいので歩けるようであれば歩きます。ある程度の負荷はとても大切です。
2週間~1ヵ月
このぐらいでは、組織の回復がかなり進んでいるはずです。歩いても違和感ぐらいになり、打撲の痛みはほとんどなくなっているでしょう。
そうなると、治療よりもリハビリが重要になり、膝の動きを取り戻さなければならなくなってきます。フォームローラーを使ってももの前や後側、横もゴロゴロしましょう。
もちろんストレッチや有酸素運動もしていきましょう。
1ヵ月以上
通常は日常生活に支障はなくなっているはずです。ほとんどの方が痛みが無くなり、運動している人なら復帰し始めている頃でしょう。
ですが、1ヵ月以上たっても痛い場合は、別の問題が隠れている場合もあります。もう一度専門機関を受診して再検査してもらうべきだと思います。
まとめ
膝をぶつけて歩くのも痛い場合でも、強打撲のことがほとんどです。すぐ整形外科や整骨院で診てもらうことも重要ですが、自分で応急処置をすることで組織の回復を早め痛みの改善を早くしてくれます。
アイシングや湿布だけで様子を見ていると痛みや違和感が長く続いたり慢性化してなんだか調子がイマイチになってしまいますので、適切な処置で打撲の痛みを解消させましょう。
当院では、膝の痛みに対して、手技療法、超音波やフロスバンドを利用して施術を行います。もちろん痛めた直後の対応もしておりますので、急患の方は一度お電話して頂けると助かります。
足首や股関節など別の部分にも問題が隠されていることもあります。「膝をぶつけて腫れがすごい出てきた」「膝の痛みが全然よくならないんだよね…」「ずいぶん前に膝を打撲したけど、最近なんとなく痛みが出てきた」という方は、一度ご相談ください。
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