こんにちは!練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、妊娠中の湿布の使い方についてとお話ししたいと思います。
妊娠期間で肩や腰が痛いけど、湿布を貼ってもいいの?
まず、妊婦さんが湿布を貼るのはよくないです。
もしあなたが「湿布薬は貼った部分だけにしか効果がないから問題ない!」と思っているのであれば気を付けましょう。(塗り薬も同様です)
皮膚から吸収された薬剤はもちろん患部にも届きますが、血管にも入り込み全身を巡ります。
つまり、お腹の中の赤ちゃんにも影響がある可能性も考えられます。
妊娠以前から肩こりや腰痛がひどくて、調子が悪くなると湿布を貼ってしまうことがありましたか?
飲み薬には気を付けているけど、塗り薬や湿布なら大丈夫だと思っていませんか?
そう思っているなら注意しましょう!
過去にNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の貼り薬であるケトプロフェンテープ(商品名:モーラステープ)を使用した妊娠後期の女性で、胎児動脈管の狭窄や閉鎖を生じた事例が 2014 年 1 月までに 4 例報告されています。
ケトプロフェンテープ以外の NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の貼り薬や塗り薬については、妊娠後期の使用は禁止とはなっていませんが、同様に注意が必要です。
妊娠すると体が痛くなる原因は?
主な原因は、
・ストレス過多
・ホルモンバランス
・体型の変化、運動不足
などが考えられます。
妊娠期間中は様々なストレスにさらされます。
ホルモンバランスの変化により、つわりや睡眠不足、慢性的な疲労感などその症状は多岐にわたります。
常にイライラしたり、緊張状態が続いてしまうと、血管が収縮し肩こりや腰痛が発生しやすくなる傾向があると言えますね。
また、妊娠後期の体重増加により腰や足の筋肉や関節には負担がかかりやすくなってきます。
急激な変化により、筋肉での支えが効かなくなって関節に痛みが出てしまうこともあります。
同時に、お腹が大きくなることで運動不足にも陥りやすく、筋肉や関節を動かさなすぎることでも痛みが発生してしまいます。
これらは複合的に重なり合ったり個人差があるので、「あなたの痛みの原因はコレです!!」と言い切るのはできませんが、できる限り原因を見つけて早めの対処をすることで痛みのない妊娠生活を送ることができます!
湿布や薬に頼らない対処法!
これらの原因に対処するために、自分でできるメンテナンスは絶対やるべきです。
もちろんストレッチや湯船にゆっくり浸かってリラックスすることも効果的ですが、私はフォームローラーとマッサージボールを推奨しています。
その理由は、なんたって「手軽さ」!
正しいやり方や効果的な方法はありますが、基本的に乗って転がすだけでOK!
むくみやこむらがえりで悩んでいる方にも効果的なので、是非ゴロゴロしてほしいです!
自分で何とかならない場合は専門家の手を借りる
とは言え、自分の力ではどうにもならない体の痛みは、専門家の手を借りて対処しましょう。
担当医や助産師さんと相談することは前提になりますが、自分の体の状態を整えてくれる治療院や整体院を探しましょう。
家族や友人でかかりつけの場所があるのであれば、そこを紹介してもらうことも手です!
「近いから」
「クーポンで安いから」
という理由で行くのはやめましょうね。
痛みを取り除いてくれて、妊娠生活をより動きやすくしてくれる院がベストです!
まとめ
妊娠期間中に湿布を貼ることはオススメしません。
湿布は薬剤が配合されていますので、胎児に影響がないとは言い切れません。
お医者さんによっては、「この湿布薬なら大丈夫!」という方もいると思いますが、できる限り薬は避けた方がいいと思います。
湿布や薬で体の痛みをなんとかしよう!と考える前に、自分でできるメンテナンスを行いましょう。
紹介したフォームローラーマッサージやセルフメンテナンスを入念に行い、適度な運動と睡眠を組み合わせることで効果的に痛みを取り除くことが重要です。
それをやっても、どうしてもダメな場合は専門家に相談しましょう。
まずは電話やメールで問い合わせてみてください!
気になることはどんどん質問していきましょう!
「湿布を貼りたくなるくらい体が調子悪い」
「腰痛や肩こりが妊娠中にひどくなってきた」
「フォームローラーを買ってみたはいいけど、いまひとつやり方がわからない」
という方はお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
ご予約はこちら➡ご相談・ご予約・お問い合わせ
お電話でもどうぞ➡03-6915-8615