こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、ストレッチだけでは鵞足炎は治らない!痛みが長引く原因を理解しよう!ということでお話ししたいと思います。
頑張ってストレッチだけしているそこのあなた!
鵞足炎はストレッチさえしていれば治るものではありません!
痛みが長引いてしまっているのであれば、
・日常生活を含む動作の改善
・股関節・足首の可動域とアライメント改善
・シューズを含む環境の改善
これらを見直さなければ長引く痛みは治りませんし、思いっきり走ることもできません。
痛みを出している原因を改善する
①日常生活を含む動作改善
鵞足炎の方は膝が内側に入ってX脚になっていることが多いです。一歩一歩膝が内側に入るような歩き方をしていたり、女性の場合は女の子座りをすることが多かったりしませんか?
普段意識していない歩き方や座り方が鵞足炎を助長させている一部になっているかもしれません。日常生活で膝にストレスがかかる動作をやっていたら、注意しましょう。
②股関節・足首の可動域とアライメントの改善
股関節や足首の可動域はどうですか?普段から詰まっているような感覚や引っかかっている感覚はありますか?
もしそうであれば膝にかなり影響が出ている可能性があります。簡単に言うと股関節や足首の動きが悪いため膝を使いすぎている状態です。その詰まりや引っかかりは体のアライメントが影響してます。(アライメント=関節の並び)
足首が内側に倒れ過ぎていたり股関節の捻れが人より強かったりすると、膝にストレスがかかりやすい構造になってしまいます。自分では分からない部分が鵞足炎の引き金になっています。
③シューズを含む環境の改善
慣れている靴がいいと思って、踵のすり減った靴を履いていませんか?斜めにすり減ってしまった靴だと、着地の時点で膝にストレスをかけてる状況になります。
また、よく走る地面はどんな感じでしょう?同じ場所を同じ方向に走っていると、いつもは感じないほどの傾斜が膝にストレスを与えていることもあります。
違うコースを考えたり、逆方向に走ったりしてみるのも考えてみましょう。環境を変化させることで膝への負担が軽減されることもあります。
「私ランニングなんてしないけど…」という方も普段履いている靴を見てみてください。変な風に減ってはいませんか?痛みがあるうちはランニングやウォーキングシューズに変えて鵞足部にストレスを与えないようにすべきです。
ストレッチよりもフォームローリングマッサージ
ストレッチすることは大事ですが、もっと効率よく筋肉の動きをよくするにはフォームローラーを使いましょう。手軽にリリースできます。
鵞足炎に関係する筋肉をメインにリリースしてみましょう。ももの前・内側・裏側をコロコロします。痛くて動きが悪そうな部分は入念に行いましょう。
ストレッチポールなどでも代用可能ですが、フォームローラーを1本持っておくと全身に使えてとても便利ですよ!もっと効率よくするには、振動するフォームローラーもオススメです。
ドクターエアは、「振動」刺激も加わるのでリリース効果が高まります。筋肉の緩和を含めたリラックス効果も期待できますので、効率よく楽にしたい!という方にはいいかもしれません。
自分のメンテナンスももっぱらコレです(笑)
まとめ
鵞足炎になってしまう原因を理解して改善することで痛みは確実に軽減します。
「筋肉に原因があると思うからストレッチしているんです」という方もいらっしゃると思いますが、さらに一歩踏み込んで、なんでその筋肉をストレッチしなければいけない状況になってしまっているのでしょう?
「そんなんわからん!」という人がほとんどだと思います(笑)その原因はクセや日常に入り込んで自分でなかなか意識できません。しかし、それこそ鵞足炎の痛みを出している原因です。痛いからと言ってアイシングや湿布はあまり効果が期待できません。痛みは抑えられますが、治しているわけではないことを理解しましょう。
当院では、痛みの改善から動作の改善まで一貫して行っています。
今の状態を把握し、最終目標を確認してから施術をスタートします。もちろん痛みには個人差がありますので、すぐ痛みがなくなるとは言えません。しかし、痛みがなぜ出るのか理解すれば、通常よりも早く治まることがほとんどです。
「鵞足炎の痛みがなかなか治らない!」「ストレッチやケアしてるけど痛みが引かないのはなんでだろう…」などありましたら、まずはお気軽にご相談ください。こんな状況であれば、このような場所に行った方がいいですよというアドバイスも行っております。
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