こんにちは!練馬区桜台のNS整骨院 河野です!
今回は、腰痛になりにくい座り方について徹底的に考えてみました!
目次
腰痛になりにくい座り方を研究する
慢性的な腰痛はもはや国民病と言ってもおかしくありません。
特にデスクワークの人たちは、「腰痛or肩こりor首こり」のどれかを持っていると思って間違いないでしょう。
最近は、在宅勤務が増えた影響か、いつもと違う姿勢をしている影響で別の場所も痛くなってしまう方も多いようです。
そこで、腰痛になりにくい座り方を徹底研究し、腰痛になりにくい姿勢の整え方をお伝えします。
シンプルイズベスト
まずはシンプルに骨盤を立てましょう。
なーんにも考えないで椅子に座ると、たいていの方はこんな姿勢になりますよね。(極端かもしれませんがw)
骨盤が後ろに倒れてしまう「後傾」と言われるポジションです。
これでは上半身の体重が腰に直接加わってしまいます。
腰の筋肉はもともと強いものではないので疲労が溜まるとやがて痛みに変わってしまいます。
そこで、体の中心を意識して骨盤を立てましょう。
イメージが湧きにくい方は、両手をお尻の下に当てて骨のでっぱりを感じましょう。
そのでっぱりがイスに対して垂直になるようにしましょう。
同時に左右に体を揺らして、均等にお尻に圧がかかっているのを感じられればベストです!
イスの端が体を変える
イスに深く腰掛けて、背もたれに沿った姿勢がいい姿勢だと思いますか?
人間工学に基づいたイスであっても一時的に腰痛がなくなるかもしれませんが、再発する可能性が高いです。
デスクワーク中に周りを見回してみましょう。
理想的に座っている人がどのくらいいるでしょうか?
また、理想的に座っている人の中で腰痛を持っていない人はどのくらいいるでしょう?
一見、正しく座っているように見えますが、その姿勢はお尻とももの裏の筋肉で体重を支えていることになります。
これでは、いくら骨盤を立てても意味がありません。
そこで、イスの端に座ります。
イスの端に座ることで体重の一部を足部に分散できます。
同時に上半身を自身の力で支える能力を知らず知らずのうちにゲットできます。
しかし、これが腰痛がなくなる座り方ではない!
イスの端に座って骨盤を立たせることで腰痛が改善されることは間違いないですが、腰痛が無くなるわけではありません。
いわゆる「いい姿勢」で座っていても、立っている姿勢より最大40%も多く負荷がかかると言われています。
「いい姿勢を意識しましょう!」と言われても、30分もしていいれば別のどこかが痛くなってくると思いませんか?
長時間同じ姿勢を続けるのは人間にとって苦痛以外の何物でもありません。(寝てる時でさえ無意識に寝返りしますよね。)
つまり、定期的にいろいろな姿勢に変えることこそデスクワークで腰痛を無くす最善の手段です。
「足を組むと骨盤が歪んで腰痛になる」なんていう人もいますが、私はそうは思いません。
もともと生きている以上骨盤は歪むものです。
腰痛にならない座り方を考えるのではなく、座り続ける姿勢が腰に悪影響を与えていることを理解しましょう。
なので、足を組んだり正座したりあぐらをかいたりすることは定期的にやるべきです。
デスクワーク中になんとなく嫌な感じがしてきたら、姿勢を変えるか立ち上がって姿勢をリセットしましょう!
同じ姿勢を続けることは同じ筋肉を使い続けること
いい姿勢を続けても腰痛が発生します。
姿勢を維持するのにも筋肉が使われ、筋肉は使い続ければ疲労します。
腰だけに疲労を蓄積させないように、座っている姿勢を定期的に変える必要があります。
基本的な姿勢はこれですが、
両足の裏を合わせて座ったり、
足を組んだり、
正座して作業してもいいですね。
腰痛にならない座り方を考えるのではなく、腰痛にならないための座り方を考えるべきです。
一番重要なことは日々のメンテナンス
現代人にとって座っていることは日常になっています。
デスクワーク以外にも、食事の時間や場合によっては通勤時間も座れることがあるでしょう。
同じ姿勢を続けることは同じ筋肉に負担をかけることは説明しました。
その負担を軽減するためにも日々のメンテナンスが必要不可欠になってきます。
私は1日10分くらいでいいので、フォームローリングマッサージをオススメしています。こんなやつを見たことありますか?
これに乗っかってコロコロ転がすだけです。
背中や腰周りを中心にメンテナンスしましょう!(湯船に浸かった後にやると効果倍増です!)
自分でやっても調子が上がらない場合は専門家に相談して体のメンテナンスをしてもらうことが手っ取り早いこともあります!
まとめ
デスクワークで腰痛にならないために、基本的な座り方は骨盤を立ててイスの端に座ることです。
しかし、座り続けることは腰にも体にとっても悪影響で、やがて痛みに変わっていくことを理解しましょう。
いい座り方を考えるのではなく、姿勢を変化させて腰に対する負担を軽減しましょう。
「デスクワークで腰が痛い…」
「在宅勤務が増えて腰痛が出てきた…」
「自分でメンテナンスしてるのに効果がいまひとつ…」
など、体のお悩みやご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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