こんにちは。NS整骨院院長 河野です。
今回は簡単に肩こりと運動不足を解消する方法についてお話ししたいと思います。
目次
全身の筋肉を動かすことにより、効果的に肩こり解消!
肩こりは、運動不足・長時間の同じ姿勢・眼精疲労・ストレスが重なり合って発生します。その中でも多くの人たちが感じる運動不足と同じ姿勢を同時に解消させる簡単な動作で肩こりの改善をしていきましょう。
私たちの血管は全身を巡って酸素や栄養を送り、老廃物を回収します。一部で血行が悪くなり血液の循環が悪くなるとあちこちに不具合が起きます。「肩こり」という名前だけで肩ばかりに目が行きがちですが、一部分だけなく全身の血行促進が大切です。
壁を使ってしっかり腕立て伏せ
どこにでもある壁を使ってできる簡単なエクササイズです。
①壁の前に立って、肘を伸ばしたまま手のひらを壁につける。
*前ならえをしてから手を着くと、ちょうどいい感じになります!
②おでこが壁につく手前までひじを曲げる。
*ひじが外側に開くのはNG! わきを常にしめている意識をしましょう!
③曲げた状態で1秒止まってから、ひじを伸ばす。
*「2秒で曲げる→1秒キープ→2秒で伸ばす→2秒で曲げる→1秒キープ→2秒で伸ばす」を繰り返しましょう!
すごく簡単に思うかもしれませんが、続けていくうちに肩周りが温かくなってくることがわかるはずです。素早くたくさんやるのはダメです。1分間で12回ぴったし終わることを目標に行いましょう。最初は1分、慣れてきたら2分、3分と時間を伸ばしましょう。
バレーのブロックのように全身を伸ばす
これも同様に壁を使って行うエクササイズです。
①壁の前に立ち、手は胸の前あたりの壁におきます。
*腕立て伏せよりも壁に近い位置に立ちましょう!
②かかとを上げながら、両手を壁を滑らすように天井に向かって伸ばす。
*息を吐きながら全身を伸ばすことを意識しましょう!
*顔が下に向くのはNG! 視線は天井に!
③ゆっくりかかとを下ろしながら、手も元の場所まで戻す。
呼吸を止めるのはNG!
運動をするときに、ついつい息を止めがちです。呼吸はゆっくりしっかり深く行ってください。どちらのエクササイズも伸ばすときに息を吐くようにしましょう!
ストレッチはダメなの?
ストレッチは効果が薄い!筋肉を動かそう!
長時間動かなくなって血流が悪い筋肉に対しては、血流をよくしてあげることが最優先です。ストレッチは伸ばすことなので、ここではあくまでも筋肉を動かすことを重点的に行います。
筋肉は伸び縮みすることでポンプ作用が働きます。このポンプ作用により、血流の改善ができるのでストレッチよりも筋肉を動かすことが効果が期待できます。
就寝前ならリラックス効果もあり!
寝る前のストレッチであれば、リラックス効果もあるので睡眠の質が上がりやすくなります。睡眠の質が上がれば、体の回復能力も高くなるので、朝起きるときの重い感じが改善されることも考えられます。寝る前のスマホやパソコン、テレビは脳に入ってくる刺激が多すぎるので1~2時間前には消しておくのがベターでしょう。
運動不足にならないために
少しでいいから日常生活を見直す!
運動不足は日本における肩こりの4大原因の一つです。(残り3つは、同じ姿勢、眼精疲労、ストレス)肩にかけている荷物を逆の肩に変えたり、買い物袋を反対側の手に提げたりすることは、少しの変化かもしれませんが大きな一歩になります。
4大原因はお互いに悪影響を与えあって、あなたの肩こりをより頑固なものに変えようとしています。特にデスクワークを行っている女性に、この4つの傾向があり要注意です!
靴を変えてみる!
通勤時の靴を変えることも運動不足解消の第一歩です。機能的なスニーカーを履くことで、歩くのが楽しくなります。これは履いた人にしか分からない体験でしょう。「通勤時はちょっと…」という方も一度試着してみてください。ちなみにスニーカーならなんでもいいという訳ではないです。(コン〇ースなどは…。)個人的にオススメしているのはこちらのASICSのGT-2000シリーズです。
まとめ
肩こり解消には肩周りの運動だけでなく、全身の筋肉を使って運動することが重要です。全身の血流を良くし、筋肉などの組織を柔軟にすることが肩こり解消につながっていきます。
特に慢性的な肩こりは腰痛や頭痛以外にも、姿勢を悪くしたり呼吸を浅くしたりカラダにとって悪いことだらけです。定期的なメンテナンスや自分の状態を客観視できる習慣をつくることが大切です。
当院では手技療法と物理療法を組み合わせて施術を行っていきます。4大原因は、同時進行で改善していかなければいけません。自宅で行うセルフメンテナンスに治療を加えることで、体のサイクルに変化が起き痛みやだるさが軽減されていきます。
「慢性的に肩が凝ってツライ」
「調子が悪くなると頭痛や吐き気が出てくる」
「姿勢が悪いのが気になってくる」
など肩こりに関してお悩みご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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