こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、しっかり繋がってます!頭痛と腰痛の密接な関係!きちんとケアして痛みを解除!ということでお話ししたいと思います。
頭痛と腰痛の密接な関係とは?
頭の痛みも腰の痛みもやっかいですよね。原因を理解して、きちんとケアをすれば痛みの軽減につながります。イギリスの研究でこんなものがあります⇩
英・University of WarwickのArani Vivekanantham氏らは、原発性/慢性頭痛と持続する腰痛との関連をシステマチックレビューにより検討した結果、原発性/慢性頭痛あるいは持続する腰痛を有する人は両者を併発する率が約2倍であることを、J Headache Pain(2019;20:82)に報告した。
簡単に言うと、頭痛か腰痛を持っている人はどっちも痛くなることがありますよ。どっちかが痛ければもう一つも痛くなる可能性が約2倍ありますよ。ということです。(頭痛と腰痛はさまざまな定義があるので、ここでは「慢性的な」という言葉を使っています。)
もしかしたら、あなたもそうじゃないですか?頭痛がよく起こるけどその前後に腰が痛くなったり、慢性的に腰痛があるけど調子が悪くなると頭まで痛くなってくる…と言った感じで。このデータがすべての人に当てはまるワケではありませんが、少なくとも両方になにかしらの共通性はあると思います。
私は特に頭が痛い!
主に頭痛がある人は、肩や首周りの筋肉が常に緊張していることが多いイメージです。いわゆる緊張性頭痛と呼ばれるもので、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けているせいで、同じ部分の筋肉が収縮したままの状態になってしまいます。
その影響で血管も収縮され、酸素が十分に行きわたらなくなりハリやコリが発生します。頭へ行く血行も悪くなってしまうので頭痛を引き起こしやすくなります。
そんな方は、壁に後頭部・背中全体・仙骨(骨盤の後ろ)をつけてゆっくり呼吸をしましょう。この時、顎は軽く下げて肩や首で呼吸をしないことを意識しましょう。肩や首で呼吸してしまうと、顎が前に出てさらに頭痛になってしまいがちです。背骨全体のリセットにもなるので一度やってみてください!
自分は慢性的に腰が痛い!
慢性的に腰痛がある人は、小さい筋肉を使って腰を支えてしまっているので痛くなるイメージです。デスクワークの方は骨盤を倒しながら座っていたり、立っている仕事の方はお尻の筋肉を上手く使えていないことが多いです。
どちらの状態も腰回りの小さい筋肉を酷使しているので疲労がたまり、いつしか痛みになってしまっています。
デスクワークの方は骨盤を立ててみてください。お尻の下にクッションなどを入れると「骨盤が立つ」という意味がわかるかもしれません。立ち仕事の方はお尻に少しだけ力を入れて立ってみてください。腰に力は入れません。どちらかと言えば、股関節で立つような感覚です。
どちらも腰に負担をかけない座り方、立ち方です。無意識的にこれができるようになることが理想ですが、人の癖はなかなか治りにくいものです。まずは、自分の姿勢がいかに体に負担をかけているか理解しましょう。
簡単にできる頭痛・腰痛の解除方法!
上に書いたものは、職場などでできる応急処置的なものです。調子が悪くなりそうな時は自宅でちょっとしっかり目に解除しておきましょう。
どちらにも効果的で簡単なものは、
・湯船にゆっくり浸かって副交感神経優位に。
・フォームローラーで全身のリリースを。
の二つです。
まずは、湯船にゆっくり浸かって副交感神経を優位にしましょう。38~40℃くらいで15~20分ほど浸かるといいですね。筋緊張が緩みやすい状態を作ることが大切です。
そしたらフォームローラーを使って全身のリリースをしましょう。首・背中・前胸部・お尻周り・太ももなどやって欲しいところはたくさんありますが、必ずやってほしいのは背中周りとお尻周りです。テニスボールなどでも代用が可能なので、自宅や実家にあるもので一度やってみましょう!
まとめ
どちらか一方だけ考えればいいという訳ではなく、両方とも同時進行で考えなければいけません。
また、頭痛の原因が実は腰からきていたり、腰痛の原因が首だったなんてことも結構あります!まずは、自分でできる応急処置を!無理そうであれば専門家にお願いしましょう!
当院では、体全体から症状を診ますので、痛みの根本を探し出すところから治療が始まります。その痛みには必ず原因があり、その原因を解消できなければ一生つきまとってしまいます。
「頭痛で薬に頼折りっぱなしになっている」「コルセットが手放せない腰になっている」「どっちも痛くて調子が悪い」など体の不調や悩みは、ぜひ一度ご相談ください。
ご予約・お問い合わせはこちら➡ご相談・ご予約・お問い合わせ
お電話でもどうぞ➡03-6915-8615