軽い捻挫を甘くみてはいけない！足首を捻ってしまった時の対処法！

軽い捻挫だと思っていたのに…。

こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院　河野です。今回は、軽い捻挫を甘くみてはいけない！足首を捻ってしまった時の対処法！ということでお話ししたいと思います。

多くの方が経験したことがある足首の捻挫は、軽傷だと思っていると痛みや腫れが長く続き、なかなか元の状態に戻ってくれないことがあります。捻挫なんて大丈夫！ちょっと安静にしていればすぐ治る！なんて甘い考えをしていませんか？

捻挫と聞くとみなさん軽傷だと思いますが、その足には靭帯損傷が起こっています！靭帯損傷と聞くと、なんだか大ごとのように感じますよね笑

（…靭帯損傷だと…!!!!）

一般の方は足首の捻挫や、膝の捻挫というように表現しますが、私たちはもっと細かく○○靭帯損傷というような表現をします。（例えば足首なら前距腓靭帯損傷、膝なら内側側副靭帯損傷などと言ったりします。）

捻挫も靭帯損傷も広い意味では同じです。詳しくはコチラを⇩参照してください。
「捻挫」と「靭帯損傷」の違いっていったい何なの？どっちの方がヒドイ？

「足首の捻挫ですね」と言われるよりも、「前距腓靭帯を損傷していますね」って言われた方が、ちょっとヤバいかな…なんて思う人もいますね。まずは、適切な応急処置をして痛みを落ち着かせましょう。（ちょっと冷やして湿布貼っておけば大丈夫という考えはダメ絶対です！）

「軽い捻挫だから大丈夫！」と思わないで、まずは自分でできる応急処置を行いましょう。簡単にできるのはRICE処置と呼ばれるものです。

Rest・Icing・Compression・Elevationの頭文字を取ったもので、「安静・冷却・圧迫・挙上」です。「ゆっくり楽にして、冷やして包帯かなんかでぐるぐる巻いて、心臓より高いところに置いといてね」ってことです。この中で一番行ってほしいのは、圧迫です！

ちなみに最新の応急処置はコチラですのでご参考までに⇩
RICE処置は昭和の考え！令和の応急処置はPEACE&LOVE！

捻挫をしたら圧迫がとても重要です。その理由は捻挫も出血をするからです！

もし、転んで擦りむいてしまったり手を切ってしまった場合、まず何をしますか？多くの人が、患部を洗って絆創膏やガーゼで止血すると思います。つまり圧迫しますよね？（もしすぐアイシングする人がいたら教えて欲しいです笑）

捻挫は内出血ですが、血管が損傷して血が出ます。体の外側には出てこないので意識することは難しいですが、確実に体内で出血は起こっています。その状態を放置してアイシングしてしまうと、腫れが残りやすくなってしまいます。

アイシングの効果は、血流を悪くして痛みを抑えることしかしてくれません。つまり患部を治しているわけではないのです。あくまでも治すのは自分自身です。

この必要以上の腫れが痛みを長引かせる原因にもなってしまいます。なので、応急処置としてまず圧迫を覚えておきましょう。（包帯やバンテージなどは自宅の薬箱の中に入れておくのを強く推奨します！）

このようなものがあればベストです！キネシオテープのようなものでも代用できますが、接着剤でかぶれてしまう方がいるので、バンテージや伸縮性包帯がいいと思います。

やはり気になるところが骨が折れているか、折れていないかだと思います。目安として、足を捻った直後に体重をかけられないくらい痛みがある場合・腫れが尋常じゃなく出てきた場合は骨に異常がある可能性があります。

まぁなんとか歩けるけど腫れて痛いという場合は、折れてる可能性は低いです。

こんなに痛いし腫れてるから折れてそう！あんま痛くないし腫れもないから大丈夫かな！という自己判断は危ないです。自分でできる判断には限界がありますので、少しでも不安がある場合は専門家に相談することがベターです。

足首をひねってしまったら、必ず圧迫をしましょう。アイシングでも湿布でもありません。数日たっても痛みが改善されない場合は専門家に相談することをオススメします。

当院では、痛みを早急に軽減するために立体動態波と3DMENZという特別な電気療法を用いて施術を行います。

トップアスリートもケガの治療にも使用していますので、効果は確実にあります。足の痛みと腫れを取り除き組織の回復を早める効果もあります。また、以前に捻挫した場所がなかなか痛みが引かないという方にも効果があります。これと同時に、手技や超音波などで可動域を取り戻しながら施術を行います。

「軽い捻挫だと思っていたのに痛みが全然取れない」「かなり前に捻った場所がまだ痛む」「ひねってから違和感がずっと続いている」など足首にお悩みを持つ方は、一度ご相談ください！

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