股関節？お尻？一体どこが原因なんだろう？
こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。今回は「股関節？お尻？この痛みの原因を突き止める！悪さをしているのはココだ！」ということでお話ししたいと思います。
まず、股関節やお尻に痛みが出る原因として、変形性股関節症・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・お尻の筋肉の緊張などが考えられます。さらに、痛くなる状態を見極めることが大切で、どのような状態の時に痛みが出るのか分かれば、正しい対処法を判断することが出来ます。
・朝方痛むのか、歩き回った夜に痛みが出るのか。
・動かした方が痛いのか、何もしていなくても痛いのか。どのように動かすと痛いのか。
・痛みが足先の方まで出ているのか、いないのか。
一言に「痛い」と言ってもその症状は個人によって大きな差があります。痛みで辛く自分で判断が難しい場合は、専門機関に相談して診断を受けることも大切です。
股関節の中の問題？
一つ目に考えられるのが、変形性股関節症です。中高年の女性に多く、初期症状として股関節の動かしにくさや引っかかり感があります。その後、症状が進むと、歩き回った後や運動後に痛みが出るようになり、可動範囲が少なくなってきます。
重症化すると、日常的に痛みがでるようになり、体重をかけられないくらい強い痛みが出ることもあります。足を動かすと痛い→動かさなくなる→筋肉が細くなる→足を動かさないという悪循環に陥りやすく、この時期になると手術しか痛みを取り除く方法がありません。
動かしにくさと、動いた後に痛みが出ているような場合は変形性股関節症が考えられます。初期であれば、正しい動かし方を股関節に再教育すれば、痛みは治まることが多いです。痛い動きを繰り返してしまうとかえって痛みが強くなってしまうことも考えられますので注意しましょう。
変形性股関節症についてはコチラ⇩
股関節が引っかかる感じがする…この引っかかり感はいったい何？
腰からきている？
二つ目に考えられるのは、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった腰椎の問題です。ヘルニアは若年層に、脊柱管狭窄症は中高年に多いです。腰から足にかけて痛みや違和感が出ることが主な症状ですが、もし足先までしびれが出てきている場合は注意が必要です。
朝方痛みが強く出たり、歩いていると痛くて歩くことができなくなる場合は、腰からきている可能性があります。腰部の問題が解決すれば痛みが治まることがあるでしょう。
腰が問題だからと言って、腰をマッサージすればいいというものではありません。原因が腰にあるのであればさらにその向こう側の原因まで突き止めなければ痛みは解消しません。
そもそもお尻の筋肉が緊張しすぎ？
三つ目に考えられるのは、お尻の筋肉が緊張しすぎて痛みが出ている可能性があります。長時間のデスクワークなどでお尻に圧迫力がかかっていると、筋肉は過緊張し血流が悪くなってきてしまいます。
慢性的になんとなく股関節周りやお尻周りが痛い場合や仕事終わりが特につらい場合は、この症状が考えられます。しっかり湯船に浸かったり、デスクでの環境を改善すれば痛みは落ち着いてくるでしょう。
デスクワークが問題かもしれない方⇩
デスクワークでお尻が痛い！痛くならないために見直すポイント！
痛みが強くなる前に
痛みが強くなる前に、自分でメンテナンスをすることが重要です。特にある方向に動かすと痛みが出たり、詰まっているような感覚がある場合は早めに対処しましょう。湯船にゆっくり浸かってゆっくりするだけでも筋肉の緊張が取れ、痛みが落ち着くこともあります。
自分で手軽にできるケア方法としてフォームローリングマッサージがオススメです。太ももやお尻周りは入念にケアしておきましょう。
まとめ
「これといった原因が考えられないけど痛い…」という声は多く聞かれます。実は、ケガでない場合は、痛みの原因が日常に潜んでいることが多いのです。股関節やお尻が痛くなってしまう原因は変形性関節症やヘルニア、狭窄症かもしれませんが、これらになってしまう原因を見つけなければ根本的な解決にはなりません。
まずは、自分でメンテナンスをして痛みの改善を図り、入念に行っても改善が見られない場合は、原因が別の場所や自分の手ではどうにもならない場所にある可能性が高いので、専門機関に早めに相談してみましょう。
当院ではいくつもの評価をもとに原因を追究していきます。原因を的確に判断し解決することで最短ルートで痛みを軽減していきます。「この股関節の痛みをなんとかしたい」「お尻の痛みがずっと続くのは何で？」とお悩みや疑問がありましたらお気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談はこちら➡ご相談・ご予約・お問い合わせ
お電話でもどうぞ➡03-6915-8615
