こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、尾てい骨が痛い！座ったり立ち上がったりする時に痛むのは何で？ということでお話ししたいと思います。
尾てい骨が痛む原因は大きく三つ！
尾てい骨が痛み原因は、
①尻餅をついてお尻を強打
②尾てい骨に負担のかかる姿勢を知らず知らずに取り続けていた
③妊娠と出産による影響
の3つが考えられます。明らかにあの時だろうと心当たりがある場合は① 原因不明でよく分からないけど痛いという場合は② 女性で妊娠中や産後であれば③の可能性が高いです。
尻もちをついて、お尻を強打！
転んだりぶつけたりして、明らかな理由がある場合は打撲による痛みでしょう。通常であれば数日～1週間ほどで痛みが落ち着いてくることがほとんどです。その間は、日常動作やお尻を圧迫することは基本的に痛みを伴います。尾てい骨になるべく刺激を入れないようにしましょう。こんなクッションがあればいいですね！
しばらく経っても痛みが引かない方は、もしかしてアイシングと湿布を積極的にしていませんか？強くぶつけた直後は炎症が起きているのでアイシングは効果的ですが、尻もちの場所が熱を持っていなければ積極的にアイシングをすることをオススメしていません。アイシングは痛みを抑えてくれますが、損傷を治してくれるわけではないからです。同じく湿布も、薬の効果で痛みを抑えてくれますが、傷を治しているわけではないのでペタペタ貼り続けるのは微妙です。
個人的な見解は、48時間経ったら湯船に浸かるなど温めていくべきだと思います。血流が良くなって痛みが楽になることが多いです。
1週間経過しても痛みが全く変わらない、むしろ強くなってる気が…という場合は骨折の可能性も考えられます。そんな場合は整形外科でレントゲンを撮ってもら診断を受けましょう。折れていなかったけど痛みが強いという場合は、整骨院などで施術を受けましょう。しっかり治さないと痛みが長引いて他の場所にも不具合が起きることがあります。
尾てい骨に負担のかかる姿勢を知らず知らずのうちにしていた！
特に何をしたわけでもないんだけど、尾てい骨が痛いという方は意外と多くいます。その多くの方は、腰を丸めて骨盤が寝ている状態で座る動作が得意ではありませんか？
普段は無意識かもしれませんが、尾てい骨（正確には尾骨）と仙骨に長時間刺激が入っていることが多いと思います。柔らかいソファのほうがやっかいで、ゆっくり長時間の圧がかかりやすく自分でも気づかないダメージが蓄積されていることが多いです。
急に体重が落ちてしまったりもともとやせ型の人は、お尻の筋肉も少ないので尾てい骨に痛みが出やすい印象です。おそらく筋肉で体を支えられず、骨で支えようとしてしまった影響が考えられます。
もちろん姿勢の改善が痛みの減少につながります。骨盤を立たせて座る意識を心掛けましょう。もし可能であれば、立って作業することもオススメです。お尻に力を入れて立っていることで、尾てい骨に刺激がなくなります。また軽い筋トレにもなり姿勢改善が見込めますよ。この場合でもドーナツ型のクッションもオススメですので、尾てい骨に当たる刺激をなるべく少なくしましょう。
妊娠と出産による影響
そして、妊娠と出産による影響も原因の一つとして考えられます。妊娠出産は骨盤に多くの影響を与えます。尾てい骨は骨盤の一部なので、もちろん影響が出て当然ですね。産前と産後でどちらの方が痛みが出やすいかは、個人差がありすぎるでで一概には言えません。ですが、自分の体にとって大きな変化なのでさまざまな場所に不具合が起きることは間違いありません。
このような場合は自分でお尻周りのケアをしてみましょう。このようなマッサージボールで刺激を与えます。フォームローラーでも大丈夫ですよ！
自分でケアしても痛みや違和感が取れない場合は、専門家に相談してみましょう。整骨院や整体院など家族や友人が通っているところがあれば紹介してもらってもいいですね！
まとめ
あなたの尾てい骨が痛くなる原因がありましたか？これに当てはまらない場合は別のやっかいな問題が潜んでいる可能性があります！腰や股関節など他の部分の影響で尾てい骨に痛みが発生していることもあるので、痛みや違和感が長く続いている方は早めの相談をしてみましょう。
もちろん当院でも尾てい骨の痛みの施術を行っています。「この痛みは治るの？」「痛みを抑える方法を知りたい」「自分の状態がよく分からない」という方も一度ご相談ください！
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