こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、これ以上外反母趾を悪化させないために!自分でできるお手軽リリース法もご紹介!ということでお話ししたいと思います。
外反母趾を悪化させないために
外反母趾を悪化させないためには自分の足を理解することから始まります。むしろ理解することが最重要だと言っても間違いではありません。理解した上でリリースをするのとただやるのでは雲泥の差があります。
外反母趾は女性に多く見られ10代から高齢者まで幅広い年代に見られます。特に30~50代で悪化しやすいとされ、もし今現在痛みを伴っているのであれば変形が進行しているので早急に問題を解決した方がいいでしょう。
外反母趾が進行すると最悪手術しかない!という方もいると思いますが痛みを無くすのであればちゃんとした施術と少しの努力で可能になります。ただ変形を治したい!という場合は手術という選択肢になってしまいます。
痛みが出ている場合は
痛みが出ているということは変形が進行している(=悪化している)サインです!痛みが出ている場合は3つのことを必ず行いましょう。
サポーターやテーピングで保護する
まずは患部の保護をしましょう。痛みを抑えるためにサポーターは一定の効果が期待できます。しかし、変形を戻すようなイメージで作られているものも多いので過度な期待は禁物です。
外反母趾専用のテーピングの方が自分の足に合ったように調節できるので効果的です。(ただ、自分でテープを貼るのはなかなか難しいので専門の人を見つけて貼ってもらった方がいいと思います。)
ヒールやパンプスは履かない
ヒールやパンプスを履いてる時や履いた後に痛むのであれば履くことをやめるべきです。痛みが無くなったらたくさん履きましょう。つま先と踵がしっかり保護されているスニーカーがベターです。理想はウォーキングシューズがいいです。アシックスのGT2000はオススメです。
足の形に合わせるようにわざと大きめの靴や幅広の靴や当たって痛くないようにサンダルを選択することはオススメしていません。筋肉や伸びている靭帯をさらに伸ばしてしまう可能性があります。
このようなウォーキングシューズを履いて足に違和感がありすぎで嫌という方が極稀にいます。もしあなたがそう感じてしまったら足の感覚がだいぶ狂ってきていることが考えられます!
中にはスニーカーを履いているのに痛むという方もいます。もしかしたら出っ張ている部分が擦れて痛みが出ているのかもしれません。ひりひり痛むのであればその可能性もありますね。
簡単にできる足の裏のリリースを
一日の終わりには足の裏のリリースを行いましょう。立ち上がった状態でゴルフボールを踏んでゴロゴロしましょう。
軽く体重を乗っけて適度な圧を加えながら片足ずつ行います。片足1分ずつ毎日行います。青竹ふみなどがあればもちろん代用可能です。
この3つをやったのに痛みが全然変わらないという方は外反母趾の施術をうけるべきです。人によって違いがありますが、2~4週間ぐらいで痛みが落ち着いてきます。(私が施術した経験に基づいています。週1~2回テーピングの交換と施術を行った場合です。)
痛みが治まっても、やはりヒールやパンプスは履かない方がベター
どうしても履かなければならないとき以外は履かない方がベターです。履くな!とは言いませんが履く時間を短くしてみてください。せっかく痛みがなくなってきたのに再発しては元も子もないです。ついつい履きたくなりますがここはその気持ちを抑えましょう。
足の裏のリリースと一緒に足のリハビリも
ゴルフボールや青竹ふみでリリースを継続し足のリハビリを行ってより使いやすい足にしましょう。足の指を使ってじゃんけんはできますか?
グー
チョキ
パー
を繰り返します。この時、足首は下げたままの状態で行いましょう。また、「チョキ」は上の絵のように親指を上げて他の指を曲げるものと、親指だけ曲げて他の指を伸ばすものも行いましょう。
悪化させないために原因を見つけることが大切
自分の足の状態が確認できましたか?痛みの原因を見つけるのと同時に痛みを取り除かなければいけません。
サポーターやテーピング、ヒールやパンプスを履かない、足裏のリリースをやってみたけど、外反母趾がまだ痛い!という場合は専門家に相談しましょう。正しい施術とリハビリを行えば痛みを取り除くことができます。これ以上外反母趾を悪化させることはないでしょう。
痛みが無くても変形が気になるようでしたらインソールを入れて修正することも必要です。足全体のアライメントを整えることで外反母趾に対する影響を軽減できます。外反母趾になる原因を理解してヒールで歩き回れる足を取り戻しましょう!
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