こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は「鼠径部に痛みがあるけどいったい何?足の付け根がピンポイントで痛む原因とは?」ということでお話ししたいと思います。
足の付け根が痛い!!
足の付け根が痛い場合は、鼠径部痛症候群の可能性があります。グローインペイン症候群とも呼ばれ、起き上がり動作や運動時、お腹に力を入れた時などに痛みが走ります。鼠径部の痛みはやっかいで、なかなか痛みが引かないことが多く、日常生活にも支障が出やすくなってしまいます。
10代20代でスポーツ、特にサッカーをしている人に多く見られますね。過去に来院された患者さんでも、薬を服用してだましだましやっているという方がいました。薬は、痛みを抑えてくれますが、その症状そのものを改善している訳ではありません。まず、痛みが出ている原因を理解することが適切な治療の始まりです!
女性で運動習慣が無いのに鼠径部が痛いのであれば、変形性股関節症の疑いがあります。
女性で歩くと痛む方は変形性股関節症の可能性がありますのでコチラをご参考ください⇩
股関節が歩くと痛い!痛む原因と自分でできる対処法!原因は関節の中に?
ピンポイントで痛くなる理由
先ほども言ったように、特にサッカーなどボールを蹴る動作によって発症することが多いです。片足でボールを蹴る動作そのものが痛みの原因であったり、無理な体勢のまま蹴ることもあるので、少しづつ組織が傷つき痛みになってしまうこともあります。
また、ケガや他の部分の機能障害を持ったまま、スポーツや運動を続けることでも痛みが出てしまう可能性があるので、一概にサッカーだけに起こるとは言い切れません。(テニスや長距離ランナーの方にも起こっていました。)
股関節の可動域低下、メンテナンスや日常的なケア不足、骨盤部の安定性低下、体幹部と四肢の協調性低下など、さまざまな原因で鼠径部痛症候群は起こってしまいます。
自分でできるセルフケア方法
セルフメンテナンスや日常のケアは、鼠径部痛症候群はもちろん全ての体の痛みに有効です。可動域の向上にもなるので、痛みの予防やケガをしにくい体を作り上げてくれます。
特に、股関節周りや太もも周りをしっかりリリースすることが、この痛みの解消に効果的で手軽にセルフメンテナンスできる上に簡単に使えるので便利です。
お尻周りや太ももを入念にリリースしましょう。
特に股関節の可動域が少なく、動く範囲を広げたい方は骨盤職人がオススメです。
めんどくさがりの方には、「振動」機能が追加されているフォームローラーもあります。より効果的に太ももや股関節をリリースすることができます。
このようなセルフケアを日常生活の一部に取り入れましょう。少しの習慣化がとても大切です。
どこでもできるセルフストレッチ法
お尻周りのストレッチを行うのもいいでしょう。
①仰向けに寝て膝を立てる
②片方の外くるぶしを、もう一方の膝に乗せる
③両手で膝を引き寄せて、お尻がストレッチされているのを感じる
左右ともやりましょう!
個人的には、湯船に浸かって血流をよくして、フォームローラーなどでセルフメンテナンスを行った後にやると更に効果的だと思います。ベッドや布団の上で、寝る前にちょっとやろう!という時はいいかもしれませんね!
まとめ
その股関節の痛みは鼠径部痛症候群かもしれません。この痛みは本当にやっかいで、痛みが出てしまうと完全に消えるまで時間がかかります…3か月以上痛みが消えなかったり、長い人は1年くらい痛い…なんていう方もいます。また、痛すぎて手術をしたプロ選手もいるほどです。
強い痛みが出て運動ができなくなる前に、自分でできるメンテンナンスやケアをしっかり行いましょう。違和感が長い時間続くようでしたら専門家に相談することも大切です。痛み出る前に予防することがいかに大切か分かっていただけるでしょうか?
当院では、アスリートにも使用している電気治療器や超音波機器を使用して、深部から痛みの原因にアプローチしていきます。
また、最小限の通院数で、最大限の効果を得られるように、リハビリと運動指導にも重点を置き施術をいたします。私とあなたの両方から治さなければ、痛みは取れません。
「股関節の痛みがなかなか引かない」「なんで痛くなってしまったか分からない」「最近痛みが強くなって歩くのもしんどい」など股関節のお悩みや体に関して気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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