こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、腰椎椎間関節症の方で症状を改善する方法についてお話ししたいと思います。
腰椎椎間関節症とは
腰椎には椎間関節という関節があります。
この部分に負担が掛かりすぎることで痛みが発生すると椎間関節症と呼ばれます。
多くの場合、仕事やスポーツ・日常生活などの一定の動作を繰り返し行い続けることで、ストレスがかかり痛みが発生すると考えられています。
特に「体を反らす」「ひねる」という動きで痛みが発生しやすいです。
これ以外にも、
・動く瞬間の鋭い痛み
・寝返り動作
・椅子からの立ち上がり動作
・稀にお尻や足までしびれ感
で痛みが発生することがあり、急性の腰椎椎間関節症はギックリ腰の一つとも考えられています。
急性の痛みであれば数日で治まることがほとんどですが、慢性的な症状になってしまうと根本的な体の改善をしなければより悪い方向に進んでしまいます。
自分でのメンテナンス方法は?
自分でメンテナンスを行うことで症状の改善につながります。
私はフォームローラーを使ってのリリースをオススメしています。
ストレッチよりも簡単に、より効果的にできる方法だと思います!
基本的なやり方は、ポールに乗ってコロコロ転がすだけです。
背中・腰・お尻は入念にリリースをかけましょう。
動きが悪い部分は体重をかけると痛いかもしれませんが特に入念にやってほしい場所です!
このような専用のメンテナンス道具を一つ持っておくと何かと便利です!
ピンポイントで刺激を加えたい場合はボールタイプのものが便利です。
テニスボールや軟式の野球ボールでも代用できるのでメンテナンスのやり方だけ理解していれば何で行ってもいいですよ。
ストレッチはダメなの?
という質問もあると思いますが、ストレッチは筋肉を伸ばすものなので、ターゲットになる筋肉が縮まっていれば効果的です。
しかし、その筋肉が伸びきってしまい痛みを発生している可能性もあります。
自分での判断はなかなか難しいですよね。
なので、ストレッチよりもフォームローリングマッサージやボールでのリリースをオススメしています。
湿布は貼ってもいいのか問題
「痛い時に湿布は貼っていいの?」という方がいますが、私は貼ることをオススメしていません。
湿布を貼ると痛みが軽減する理由は、
湿布を貼る
➡薬の効果で血管収縮
➡血流が悪くなり患部の神経の働きが鈍くなる
➡痛みを感じにくくなる
という流れです。
湿布の効果で痛みが無くなっているのではなく「痛みを感じにくくなっている」ことを理解しておくべきです。
やみくもにペタペタ貼るのではなく、ゆっくり湯船に浸かった方が痛みの軽減につながるでしょう。
正しく体を使いこなせれば痛みは軽減
原因は、可動域が大きい関節のため変性が起こりやすかったり、負担が掛かりすぎてしまうことによる炎症で痛みが発生すると考えられています。
しかし、それだけが原因だとは思いません。
日常生活の癖や知らず知らずの負荷が、患部に蓄積された結果が痛みの本当の原因だと思います。
つまり、癖を見つけ出して体を正しく使っていれば痛くなることはないです。
痛みが出てしまうとついつい安静にしがちです。
湿布と痛み止めを飲んで安静にしていれば痛みは落ち着くかもしれませんが、根本が何も改善されていないので再発する可能性が大いにあります。
まずは、自分自身で自分の体をメンテナンスしてみましょう!
まとめ
整形外科などで椎間関節症と言われても、正しいメンテナンスと体の使い方をすれば痛みは軽減されていきます。
名前に捉われすぎて、私は椎間関節症だから…と諦めてしまうとますます痛みが増え、最悪手術となってしまうことが考えられます。
痛みやしびれが強くなりすぎて、何もできなくなる前に専門家に相談することをオススメします。
「この腰の痛みは何が原因なにか?」
「どうすれば痛みを抑えることができる?」
「どこに行っても腰痛が改善しないんだけど」
など腰痛に関してお悩みご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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