こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です!
今回は、ふくらはぎの肉離れをしてしまったかもしれないあなたに向けてお話ししたいと思います。
ふくらはぎがめちゃくちゃ痛い!
ふくらはぎを肉離れしまったかもしれない!と思ったら、PEACEをしましょう!!PEACEとは、
・Protection(保護)
・Elevation(挙上)
・Avoid anti-inflammatory (抗炎症剤を使用しない)
・Compression(圧迫)
・Education(教育)
の頭文字をとったもので、近年の応急処置の方法として考えられています。
横文字なのでちょっと難しいかもしれませんが
「ふくらはぎの負担を減らして湿布や薬を使用せずにテーピングや包帯で圧迫してできれば高いところに上げておきましょうね」
というような感じです。
冷やして湿布貼って安静にしておくんじゃ…?
と思う方もいると思います。
実際に少し前までの応急処置としてはRICE処置と呼ばれる方法を用いていました。
しかし、応急処置の方法も変化してきています。もしアップデートしていないなら今のタイミングでアップデートしておきましょう!
RICE処置でなくなった理由
以前のRICE処置は
・Rest(安静)
・Icing(冷却)
・Compression(圧迫)
・Elevation(挙上)
という頭文字をとってつけられました。
しかし、近年「安静と冷却は痛みの抑制には効果があるがケガの治りを遅くしてしまう可能性」があるという研究報告があります。
実際ケガをした時、冷やしたり動かなければ痛みは落ち着くけど動き出したら痛かったり、結構時間が経ったのに調子がイマイチだなと思ったことはありませんか?
これは痛みを抑えているだけでケガを治している訳ではないのです。これがRICE処置でなくなった理由です。
いつまでPEACEしていればいい?
肉離れをした直後数日はPEACEをしましょう。その後はLOVEに切り替えてください。
・Lord(負荷)
・Optimism(楽観主義)
・Vascularization(血管新生)
・Exercise(エクササイズ)
これらの頭文字をとったもので、
「ポジティブシンキングで少しづつ負荷をかけながらエクササイズして血流をよくしましょう」
というような感じです。
PEACE&LOVE処置の詳しい方法はコチラに⇩
アイシングも湿布もしちゃいけないの?!
そんなこと言っても痛くて痛くてしょうがないんだけど!!
ズキズキするのに冷やしちゃダメなんて無理!!
なんて思う方もいるでしょう。なので、絶対にアイシングも湿布もしないでくださいとは個人的に言えません。
上にも書いた通り痛みの抑制には効果があると報告があるので、どうしようもないくらい激しく痛い場合はアイシングや痛み止めを飲んでも構わないと思っています。
ただしここでEducation(教育)が大切になってきます。
正しい知識がある人から教育を受けないと間違うように、今のあなたの肉離れがこんな状態だからコレをしましょうと正確に判断できないと効果がありません。
心配であれば早めに専門機関に
この応急処置は自分でできるので間違いなく覚えておいた方がいいですが、可及的速やかに専門機関を受診することをオススメします。
整形外科もしくは整骨院・接骨院に行きましょう。整体院はちょっと違うので気を付けてください!
もちろんPEACE処置をした上で専門機関に行くと最高ですね!(なかなかそんな人はいませんが…w)
まとめ
肉離れをしたような気がするのであればPEACE処置と覚えておきましょう!
これは肉離れ以外にも、いわゆる「ケガ」をした際に応用できる応急処置法です。なんでもかんでも冷やしたり湿布をして様子をみておくのはケガの回復を遅くしますので気を付けてください。
心配な方は即病院か整骨院などに行って適切な処置を受けましょう。何もせず放置しているのでは後遺症などいろいろな問題が後に残りがちです。きちんと治療を受けて早めに回復させましょう!
「ふくらはぎが肉離れかもしれない…」
「ふくらはぎの痛みが結構続いている」
「肉離れをしてから違和感がなかなか良くならない」
など、ふくらはぎの肉離れについてお悩み・ご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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