こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は「血行改善が肩こり改善の序章～治らない肩こりを、本気で治したいあなたがやるべきこと【その２】～」ということでお話ししたいと思います。
治らない肩こりを本気で治す！
血流以外にも原因がある可能性！⇩
【その1 姿勢】 【その3 内臓】 【その4 呼吸】
前回もお伝えしたように慢性的な肩こりを治すには容易なことではありません。肩こりはあくまでも結果であって、必ず原因がどこかに潜んでいます。前回は長時間の同じ姿勢から肩こりを考えました。今回は、運動不足による血行不良と循環不良からくる肩こりについて考えたいと思います。
運動不足で体が冷えてしまう
慢性的な運動不足は肩こりを助長させる原因になっています。運動していれば肩こりにならない！とは言い切れませんが、肩こり解消の一つとして運動は絶対に行うべきものです。
「肩周りだけ動かしていれば問題ないの？」という方もいますが、全身動かした方がもちろん効果的です。その理由は筋肉で作り出した熱を血液に乗っけて全身に運ぶからです。工場（筋肉）で作った品物（熱）をトラック（血液）でいろんなとこへ届けるイメージですね。
肩周りだけ動かして、その周囲は暖かくなるかもしれませんが、他の部分が冷えているとそちらに熱を奪われて、またすぐ肩が冷えてしまうことになります。なので、全身の筋肉を使って熱を作り出した方が、肩周りだけ運動するより効果が高いことが分かります。
いわゆる有酸素運動と呼ばれるものですが、エスカレーターやエレベーターをやめて階段を使ったり、通勤の靴をスニーカーに変えるだけでも違ってきます。日常生活に運動を取り入れて筋肉の活動量をアップさせましょう。
血行不良と循環不良
あなたは体が冷えやすかったりしますか？体が冷えると、血行が悪くなります。その理由は、深部の体温を維持しようと末梢の血管を縮めてわざと循環を悪くしているからです。（体の外に熱を逃がさないようにするため）
そうすると体はますます冷えてしまい、慢性的な肩こりの原因の一つになってしまいます。冷えていると、さらに運動する気力もなくなってしまいますよね…(笑)特に女性は、筋肉量も少ないので体が冷えやすい方が多いです。
体温が1℃下がるごとに代謝は12％下がると言われています。冷え性を改善することで、肩こりも軽減したというパターンがありますので、冷えを自覚しているのであれば同時に改善しましょう！
私は白湯を飲むことをオススメしています。朝晩とマグカップ１杯の白湯は、自分で簡単にできる冷え性改善のステップです。血行不良と循環不良と冷え性を同時に改善することで、つらい肩こりから解放される可能性が出てきます。
自分でできる簡単運動不足解消エクササイズ
どこにでもある壁を使ってできる簡単なエクササイズをしてみましょう！壁があればどこでも簡単に行えるので、一度やってみてください！肩から背中全体がポカポカしてきたら正解！！
簡単にできる肩こり解消エクササイズはこちら⇩
肩こりと運動不足を同時解消！壁さえあればどこでも簡単にできる体操はコレ！
ストレッチも悪くないですが、できるだけ筋肉を動かすことが大切です。ただ伸ばすだけよりも伸び縮みさせることで熱が入りやすくなります。
もちろん、フォームローラーで肩周りのリリースしてもいいでしょう！
肩周りの筋肉に刺激が加わるので血流の改善にもなりますし、長めにしっかり行えば汗をかくぐらいの運動にもなります。
「振動機能」が追加されているドクターエアもオススメです。筋肉のより深いところに刺激が入るような感覚があります！（ずぼらな人には特にオススメです笑）入浴➡セルフメンテナンス➡簡単なエクササイズは、血行不良改善のための最高のパターンですね！
まとめ
あなたの肩こりは体の冷えが原因かもしれません。運動するのが苦手という方はフォームローリングマッサージをすることでケアと軽い運動を同時に行うことができるのでオススメです。
自分の内面にもしっかり目を向けて肩こり改善を図りましょう。慢性的な運動不足は、同じ筋肉を酷使し続けているのと一緒です。バランスよく動かさなければ肩こりや首コリが起こるのは当たり前です。
内面と言えば内臓も肩こりに影響を及ぼしている可能性があります。次回は内臓と肩こりについてお話しします。⇩
内臓が肩こりに及ぼす影響とは？～治らない肩こりを、本気で治したいあなたが必ずやるべきこと【その３】～
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