こんにちは。練馬区桜台のNS整骨院 河野です。
今回は、肘を捻挫してしまった…簡単に自分でできる応急処置と対処法!ということでお話ししたいと思います。
とにかく肘が痛い…
肘を捻ってしまった時は、応急処置をしましょう。簡単に自分でできる方法はアイシングと圧迫です。
どちらかと言えば圧迫の方が大切です。
「え?アイシングじゃないの?」という方もいると思いますが、アイシングは痛みを抑えてくれますが、それ以上のことは何もしてくれません。アイシングはあくまでも痛みを抑えるためだけですので、患部を治してはくれません。
患部が熱を持っているようであればアイシングしてもいいと思いますが、熱っぽい感じがない場合はアイシングの必要はありません。普通に圧迫し可能であれば心臓より高い位置に挙げておくべきでしょう。
圧迫が重要!
圧迫は必ずしましょう。圧迫が痛みを早く軽減させる近道です。余計な出血や腫れを抑えることができるので、ケガの治りを早めてくれます。
包帯を巻くのが理想ですが、すぐ手元に包帯がある人なんてなかなかいませんよね(笑)バンテージのようなサポーターを一つ持っておけば、違う場所をケガした時にも使えるのでオススメです。
圧迫が重要な理由は、患部の保護を同時に行えるからです。
見た目には分かりませんが腫れや内出血が無くても中身は傷ついていることがあり、体の中の組織にダメージが加わっています。これらを保護し最低限の動きにすることで治りを早くすることができます。
どのくらいで治る?
通常の捻挫であれば、痛みが落ち着くまでに1週間ほど。2~3週間もすれば痛みが無くなる人がほとんどです。軽い捻挫だからといって甘く見ていると、痛みが慢性化して長引いてしまうことも…
長引いてしまう人の特徴として、
・めんどくさいからと言って圧迫をしない
・痛みがあるにも関わらずそこそこ動かしてしまう
・痛い動きを毎回確認してしまう
ということがあります。
これは、ケガを長引かせる人の共通した特徴とも自分は考えています。一つでも当てはまったら注意した方がいいですよ!!
痛みが落ち着いてきたら
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動かしていきましょう。
私がよく患者さんに行う表現方法として、ケガの痛みを10段階で表してもらいます。自分の感覚的に2~3くらいまで落ち着いてきたら、動かすことを推奨しています。
お風呂の中で腕周りのマッサージをしたり、体が温まっている状態で腕のストレッチをしてみましょう。圧迫をしていると動きが悪くなっていると思います。筋肉をしっかり緩めるように時間をかけてリリースしていきましょう。
テニスボールやゴルフボールなどで腕の筋肉をリリースすることもオススメです。
また、「痛みが無くなる=治った」と勘違いすることがあります。痛くなくなったからと言って圧迫をしなかったりすると再び痛くなることがあります。あくまでも痛みの信号が脳に届かなくなっただけで、患部はきれいに治っていないことが多いです。無理に動かしたりするのはやめましょう。
かなり時間がたったのに痛い場合は?
捻挫をしてからかなり時間がたったけど、まだ痛みが続くんだよね…というあなた!これがあるので、肘の捻挫を軽くみてはいけません!!可能性はとても低いと思いますが、骨が折れてるなんてこともあります。(少ないですが…)
ほとんどの人が先ほど書いたようなことをしてしまっているので、痛みが長引いています。「圧迫しない・痛いけど動かしちゃう・痛い動きを確認してしまう」こんなことをしてませんでしたか?
自分でどうにもならない場合は、専門家に相談すべきでしょう。当院では、長期間痛む原因を見極めて施術していきます。数回の施術で落ち着く場合がほとんどですが、自分の癖が肘の痛みを長期化させている原因なんてこともあります。
また、肘を捻ってすぐの場合も電気療法や超音波療法を使用し痛みや腫れを軽減させていきます。同時に治療法や自宅行ってもらうケアを徹底的に教育します。しっかり理解してもらうことがケガの早期回復につながりますので、自分の体を知っていただきます。
「肘を捻って痛い!」「捻挫の応急処置のやり方が知りたい!」など気になることなどありましたら、お気軽にご相談ください!
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